26週の健診の日。
この日も助産師外来だった。
いつもどおりエコーで赤ちゃんを診てもらっていると、もぞもぞ動き出した。
顔の辺りに手を持っていってパクパクしていた。
動いてる赤ちゃんを見れるのは嬉しい
ついでに男の子についているものもばっちり確認できた(笑)
助産師「赤ちゃん順調やね。大きさも週数相当でした。前回から今回の健診までにC病院行ったんよね?」
私「はい。血液検査は正常範囲内で、また1ヶ月後に受診します。
」
助産師「わかりました。また教えてね。前回張り止めの薬処方したんやね。その後どう?」
私「相変わらず張ります。」
助産師「そうかー。どうする?今日も先生に診てもらう?」
(えっ…。子宮頚管ちょっと短いって言われて薬までもらってるのに、先生に診てもらうか患者が決めるの…?それってどうなん…。)
私「お願いします。あと、ちょっと相談があるんですけど…。お腹の張りがしんどいのって主に通勤のときなんです。電車と徒歩で通勤してるんですけど、電車は満員でほとんど座れないし。負担を減らすためにも、できたら時差出勤か時短勤務が必要みたいな診断書を書いてもらいたいんですけど…。可能ですか?」
助産師「時差出勤か時短勤務ね。先生に相談してみるね。それも含めて内診してもらおう。すぐに呼ぶから外の椅子で待っててね。」
しばらくして内診室へ呼ばれた。
医師「こんにちはー。ちゃんと薬飲んでた?」
私「はい。」
医師「副作用とかも大丈夫やった?」
私「大丈夫でした。」
医師「よかった。また子宮頚管の長さ確認させてねー。」
………。
医師「じゃあ、説明するから服整えたら診察室に来てね。」
私「はい。」
内診室を出るとそのまま診察室に案内された。
医師「えっとね。前回が31ミリで今回が24ミリでまた短くなってるのね。時差出勤か時短勤務ってことやけど、仕事に行くのはやめて。このままだと早産になる可能性もあるから、仕事はお休みしてください。母子連絡カード書くから、職場に求められたら提出してね。これが診断書の代わりになるから。仕事はいつまで行く予定やった?」
私「あと2ヶ月くらい行くつもりでした。」
医師「じゃあ、明日から最後出勤する予定やった日までの日付で書いておくね。こういうのって大体1ヶ月ごとに書いたりするんやけど、あなたの場合そういう段階じゃないから。薬も前と同じの出しておくから、それ飲んで自宅安静ね。1回短くなると長くなることはないので、これ以上短くならないようにするしかないからね。できるだけ横になって過ごしてください。」
私「わかりました。」
医師「じゃあ、今度は10日後の11時に来てください。少しでも負担を減らすために、いつもみたい待たなくてもいいように配慮しますので。では、くれぐれも安静に。」
ということで切迫気味から切迫早産になり、自宅安静を指示されました。
もしかしたらそうなるかも……と考えることはあったけど。
医師から言われたときはショックと戸惑いと不安が頭の中ぐるぐるしたよね。
37週までお腹にいてくれるかな?
職場に迷惑かけちゃうなぁって。
まぁ、なってしまったものはしょうがない。
「ボクがお外に出るまでゆっくり休んでてよ~。生まれてからはいっぱいボクのお世話してもらわなくちゃいけないんだからさ!」
そういって赤ちゃんが私にお休みをくれたのかな~?って思うようにしました。
家に帰ってから「ママ頑張りすぎて赤ちゃんもしんどかったよね。ごめんね。」って言いながらお腹なでなでしておきました。