2回目のC病院の受診日。
今回から食後2時間の血液検査のため、朝ごはんをいつもより遅い時間に食べる。
高い血糖値が出るのが怖いからちょっと少なめに食べたくなるけど、それでは検査の意味がなくなるのでいつもどおりの量を食べた。
病院に着いてすぐに採血室へ向かった。
血液検査の結果が出てから診察なので、モニターが見える場所でしばらく待つ。
1時間半くらい待っているとモニターに番号が表示されたので、診察室付近に移動した。
呼ばれたので診察室に入って先生と話をする。
先生「体調はどうですか?」
私「特に変わりありません。ただ先週の先週の妊婦健診で切迫気味と言われて、張り止めの薬を飲んでいます。」
先生「そうですか。今日の採血は食後何時間でしたか?」
私「2時間です。」
先生「2時間ね~。今回は正常範囲内でした。まぁ妊娠後期になると上がりやすくなるからこのまま様子をみていきましょう。また1ヶ月後くらいに来てください。」
今回もセーフ!
しかも今回はギリギリじゃなかった!
糖負荷検査のときに飲むサイダーって、普段の食事以上の糖が入ってるんかな?
よくわからんけど、とりあえずよかった…。
次は1ヶ月後。
健診の日が近づいていた。
前回処方された薬は特に副作用もなく、ちゃんと飲んで仕事以外は出歩かず、家にいるときはなるべく横になって過ごした。
それでも仕事は行っているので、通勤のときはどうしてもお腹が張ってしまう。
しかも少し前屈みになってしまうくらい強い張り。
前回の健診のときより張りが強くなってきている…。
これはいよいよまずいかもしれない。
電車はほとんど座れないし、徒歩も1日トータルで通勤だけでも1時間以上ある。
電車で座れたら少しは負担が減るかもしれない…。
そのためには出勤時間をずらしてもらう?
そもそも切迫気味と言われているのだから、体の負担を減らすには時短勤務?
正社員でもないのにそんなことしてもらえるの?
そんなことを数日考えていた。
前回の健診のあと、もしかしたら迷惑をかけることになるかもしれないと、直属の上司には切迫気味で薬を飲むことになったことは伝えていた。
「仕事はなんとでもなるから、赤ちゃんのことを最優先に考えて。赤ちゃんを守れるのはお母さんだけだからね。」
上司はそう言ってくれた。
そして上司から伝わったであろう副課長も同じように声をかけてくださった。
本当に上司に恵まれている。
悩んだ結果、次の健診のときに医師に母子連絡カード(母子健康管理指導事項連絡カード)を書いてもらえないか相談することにした。
上司に相談するにしても、出勤時間をずらしたり時短勤務にしてもらうには医師の診断がないとできないことはわかっていたから。
もし書いてもらえなかったら、上司に相談して有給を使って1時間早く帰らせてもらうとかしてなんとか負担を減らせるようにしよう。
もちろん自分の仕事を他の人にしてもらうなんてことはしたくない。
効率よく仕事していかなくちゃね。
次の健診が怖い。
さらに短くなっていたらどうしよう。
でも早く赤ちゃんの様子を知りたい。
そんな気持ちで過ごした2週間だった。