義両親へは安定期に入る前に夫が報告した。


あとは私の両親への報告。


予定どおり安定期に入ってから報告するつもりだった。


でも前回の産院の診察が分娩が入ったため大幅に遅れていたため、全て終わったのは19時を過ぎていた。


産院から自宅までバスを乗り継いで約1時間、バスと電車でも約1時間。


1日の中で1番つわりがしんどいときに公共交通機関を乗り継いで自宅に帰る元気がない…。


夫もまだ仕事が終わっていないようだったので、迎えに来てもらうこともできなかった。


ということで、産院からバスで約10分の実家に帰ることにした。


私が実家に行くときは前日までに行くことを連絡していたが、この日は急遽帰ることにしたので、母はびっくりしていた。


「急にどうしたん?夜ご飯食べる?」


ですよね。やっぱり訊くよねー。


普通のご飯は食べられそうにないし、しんどくていつもどおり過ごすことはできなさそうだったので、やむを得ずこのタイミングで報告することにした。


私「実は妊娠してて、今9週。今日B病院で妊婦健診やってんけど、予約時間から大幅に遅れて終わるの遅くなってん。で、夜が1番つわりがしんどいから自分の家に帰る元気なくなった。」


母「そうなん。おめでとう!やっとやな!トマトとかゼリーとかあるから食べれそうなもん食べとき。」


喜んでくれたのは嬉しいけど、「やっとやな!」は母らしい余計な一言。


なんやかんや話していると、父が仕事から帰ってきた。


父が落ち着いたところで妊娠の報告。


私「あのな、妊娠してん。」


父「おぉ!そうなんか。よかったな。ほんまに…よかったなぁ…。今までよぅ頑張ったなぁ…。」


父が泣いた。


あぁ。心配してくれてたんやな。


母には普段から「孫はまだ?」とか「早く産まんと歳いってからやったらしんどいで」とか急かすようなことばっかり言われていた。


しんどかった。


でも母なりに私を心配しての発言が多かったように思う。


父は子どもについて何一つ言わなかった。


あまり関心がないのか、気にはなるけど言わないでいてくれたのかわからなかった。


父の涙を見た瞬間、関心がなかったわけじゃなく見守ってくれていたんだなと思った。


たくさん心配をかけていたんだな。


父は静かに見守るタイプ。


母はやや過干渉で言いたいことは言うタイプ。


タイプは違うけど、2人とも私のことを気にかけてくれていた。


まだ初期で何があるかわからないけど、妊娠の報告ができたことで少しは安心してもらえたかな?




幸い次の日は休みだったので、このまま実家に泊まって次の日に夫に迎えに来てもらうことにした。




 

幻だって!食べてみたい…

 

 



安納芋も1回食べてみたいな~

 

 



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