待ちに待った生理が来た。
生理が来ては落ち込む生活に疲れていた私にとって、2ヶ月の妊活お休み期間はいい息抜きになった。
また頑張ろうという前向きな気持ちでいっぱい。
まずは病院の予約を取って受診した。
医「◯日後に排卵しそうだから、◯日くらいにタイミングとってね~。」
私「はい。」
医「タイミングも5ヶ月くらい経つね。このままもう少しタイミングで様子見てもいいと思うけど、ステップアップする?」
私「そうですね…。それは考えています。」
医「じゃあ万が一生理がきたら、次は人工授精をする方向で進めましょうか。」
このあと、人工授精をするには夫の血液検査が必要なことなどを説明してもらった。
診察室を出た後は別室で看護師さんから詳細の説明や必要な書類をもらってこの日は終わった。
帰ってから夫に病院で説明してもらった今後の流れを伝えた。
そしてもし生理がきたら血液検査を受けてくるよう伝えた。
無事にタイミングもとれて、ドキドキしながら生理予定日までを過ごした。
私は手術を受けて、夫は服薬を始めてから最初の周期。
上手く行くかもしれないという期待と、期待すればするほど生理が来たときに落ち込むんだから期待するのはやめようと押さえ込もうとする気持ち。
それでも押さえ込めずに出てくる期待。
それと同時に生理が来たら人工授精。
初めてのステップ。
経験したことがないことはドキドキする。
仕事のとき以外はこんなことか頭の中をぐるぐるしていた。
仕事に関しては欠員が出たということで、課内の別の班へ異動となり、今までとは違う仕事にバタバタしていた。
仕事の量は増えたのに、以前と同じく契約上残業はできないらしく、定時になると帰るよう急かされる。
そうなると定時までに終わらせるしかないということで、就業時間中は必死だ。
慣れるとできるんだろうけど、わからないことを調べながら仕事をしているとあっという間に時間は過ぎてしまう。
大変だったけど、仕事中に妊活のことが頭を支配することがなかったのは私にとってよかったのかもしれない。
生理予定日
生理予定日には大体生理がくるので、この日は朝からそわそわしていた。
ドキドキしながらトイレへ行って、下着に血がついていないことにホッとしてを繰り返す日だった。
結局この日は何もなかった。
次の日。
相変わらず朝からそわそわして、前日と同じ状況だった。
何度目かのトイレへ向かっているときに違和感を感じた。
普通に歩いているのに腰が不安定な感じでぐらつく。
こんなこと今までなかった…。
なんかいつもと違う…。
もしかして…。
翌日、この日は土曜日で夫も休みだった。
生理予定日から1週間経っていないけど、フライングで検査することにした。
朝イチで検査すると…
陽性!!
まず、嬉しい!!っていう気持ち。
ずっと待ち望んでた瞬間だもん。そりゃ嬉しいよ!
そして次に思ったことは、これって本当に陽性のマーク出るんだ~ってこと(笑)
出るのは当たり前なんだけど、今まで真っ白なものしか見てなかったからね。
すぐに夫にも報告。
喜んでくれた。
ただフライングで陽性が出ただけだから、今後変わるかもしれないことだけは伝えておいた。
それでも今待ちに待った赤ちゃんがお腹にいる。
それが本当に嬉しかった。