計算が暗号資産と集計以外が終わった時点で、残り65分。理論に突入。
問1(1)①非支配目的株式等の意義と益金不算入割合
…問題なし。理論マスターのベタ精度10割。
問1(1)②適用除外「短期保有に係るもの」
…問題なし。理論マスターのベタ精度9割。
問1(1)②適用除外「自己株式の取得に係るもの」
…理論マスターのベタ精度7割程度。
自己株式の取得によるみなし配当事由が生ずることが予定されている株式等を取得等し、かつ、その自己株式を取得させることにより生じたみなし配当については、受取配当等の益金不算入制度は適用しない。
問1(1)③関連法人株式等
…問題なし。理論マスターのベタ精度10割。
問1(2)①みなし配当の益金不算入、その法的な理由
…なんか前期と当期で2回資本の払戻ししてるな。
大原の6月の直対答練らへんで、前期と当期で2回自己株式の取得をしている問題があったから、あれと同じようにやってみるか。
とりあえず問題用紙の余白に状況図を書いて。
なんかごちゃごちゃするな。とりあえず税務上の仕訳を書いて、仕訳の左右に計算式を書いてどうやって求めたかを書いておこう。
(★税務上の仕訳及びみなし配当の金額はあっていたが、いろいろごちゃごちゃやっているうちに外国法人からの資本の払戻しであるということが忘却の彼方に行ってしまい、関連法人株式等と勘違いする。
当然控除負債利子の資料はないので、80,000,000円の全額を益金不算入としてしまう。また、外国子会社配当の益金不算入、外国子会社の意義も書いていない。書いたのは資本の払戻しのみなし配当のベタだけ。(理論マスター5-3精度10割)。)
問1(2)②有価証券の譲渡損益、その法的な理由
…さっきの①と同じように税務上の仕訳とその計算式を書いて。
あとは有価証券の譲渡損益の原則と、資本の払戻しの場合の譲渡原価の特例だけ書いておこう(理論マスター5-3制度10割)。
(★子会社株式簿価減額特例は全く触れられず。利益剰余金の資料もなんであるか分からず。
ただ税務上の仕訳は、子会社株式簿価減額特例を除けば正解しています。
最終的な正解が出せなくても、ある程度、思考プロセスも見られて点が加点されていると思います。)
問2(1)還付請求書の提出期限、還付税額、法的な理由
…欠損金の繰戻還付か、、、ん?資本金20億!?
あー…「解散等の場合はこの限りでない。」っていう、大法人でも繰戻還付ができるやつか。
でもどうしよう、大法人の繰戻還付なんてまったくやったことがないし、何も知らないぞ。
(★還付請求書の提出期限を勘で書く。誤答)
還付税額は、還付所得事業年度と欠損事業年度は1年を超えて離れてはいけないと思うから、
隣接した△5,000,000円だけを分子にして求めるか。
あとは法的な理由だけど、理論マスター12-3の繰戻還付の(1)(2)(3)(4)をベタで書くしかないな。繰戻還付のベタ自体は答練でも出てたし書けるだろう。最後の(4)で、欠損金の繰戻還付は中小法人以外には適用しないけど、解散の場合はこの限りではないので、甲社の資本金が20億だけど適用があることだけ指摘しておこう。
(★大法人の繰戻還付で動揺し、理論マスターベタ制度7割程度)
問2(2)①清算事務年度、②中間申告書・確定申告書
…これは何回かやったな。余白に数直線を書いて、日付を間違えないように。
中間申告書は清算中だから提出義務なしと。
確定申告書は、あー1月延長してるな。この場合どうなるんだろう。
知らないけど、なんとなく残余財産の分配から1月以内の方は延長はできなさそうだから、清算1期だけ1月延長してみよう。(結果、勘が当たる。)
問2(3)未処理欠損金額
…甲社の100%親会社が乙社だよね、乙社のことを答えるんだよね、立場を間違えたら終わりだから慎重に。
未処理欠損金額は、残余財産が確定したら引き継げるよね。もう時間も少ないし、保有割合は100%だから、全部を保有する場合は全部引き継げるとだけ書いて、一部保有の場合の分数式は書かなくていいや。本問に関係ないしね。
あとは適用除外を考慮できていることをアピールするために、「平成31年の設立時から完全支配関係があるため、支配関係事業年度前の各事業年度の欠損金の引継ぎ制限に該当せず、全ての未処理欠損金額を引き継ぐことができる。」とだけ指摘しておこう。
問2(3)譲渡損益
…「内国法人が所有株式を発行した他の内国法人(その内国法人との間に完全支配関係があるものに限る。)の残余財産の分配を受けないことが確定した場合の譲渡対価の額は、譲渡原価の額相当額とする。また、甲社株式の帳簿価額が資本金等の額の減少額となる。」時間もないしこの程度でいいか。
この時点で理論で62分。計算で55分使っていたので、残り3分。
計算に戻って、暗号資産をあきらめて集計をしてたらタイムオーバー。
自己採点結果は、理論をどの程度厳しく採点するかにもよりますが、
目安としては大原67、TAC75程度でした。