先日、第一子の性別がわかりました。
結果は……男の子。
……え、待って。
いや、男の子がダメとかじゃない。むしろ世の「男の子ママ」たちの尊さは理解してる。わかってる、わかってるんだけど――
その瞬間、心の中で育てていた“女の子のいる未来”が、スンッ……と消えたんです。
気づいたら私は、ソファに崩れ落ちていました。
映画のワンシーンみたいに美しくなんてない。かなり現実的に、ずるずると。
泣きました。
静かに、ではなく、しっかり、ちゃんと、泣き崩れました。
「え?自分、こんなに女の子欲しかったの?」
って、泣きながら自分に突っ込みを入れるくらいには、感情が追いついていなかった。
周りから見たら、きっとこう思われるかもしれない。
「授かれただけでもありがたいでしょ」
「元気ならそれで十分じゃない?」
正論。正論すぎて胸が痛い。
でも、正論って、感情の止血にはならないんですよね。
心は論理で動かない。ほんと、それ。
だから私は決めました。
第二子は、絶対に女の子がいい。
“できれば”じゃない。
“ワンチャン”でもない。
絶対。
この時点で、私の中に新しい人格が誕生しました。
その名も――「産み分けガチ勢」。
私の検索履歴は、その日から別人になりました。
「女の子 産み分け」
「排卵日 女の子」
「産み分けゼリー 効果」
「タイミング法 女の子 確率」
「精子選別 どこ」
「着床前診断 性別」
「費用」
「成功率」
「痛み」
「どこまでが現実?」
「どこからが都市伝説?」
夜中の私、情報収集モードに入ると強い。
泣いてたのに、次の瞬間には目がギラギラしてる。
人間ってすごい。情緒が忙しすぎる。
でもね、ここが自分でも面白いところで。
「第二子は絶対女の子!」って言い切ってるのに、
心のどこかで、第一子の男の子の未来ももう見えてるんです。
走り回る背中とか、ママを守ろうとして変に強がるところとか、
「ママ、だいじょうぶ?」って不器用に言ってくれる感じとか。
……いや、想像したら少し泣けてきた。
情緒、また忙しい。
だけどそれでも、私は言います。
第二子は女の子がいい。
どうしても、譲れない。
この願いは、私の中で“火”みたいに燃えてる。
だから、私は調べ始めました。
ちゃんと現実を見て、できることとできないことを整理して、
自分の気持ちに折り合いをつけながら、でも諦めずに。
いつかこの記事を読み返したとき、
「あのとき必死だったな〜」って笑えるように。
泣いて、調べて、また泣いて、それでも前に進んだ自分を、
ちゃんと肯定できるように。
……というわけで。
ここから、産み分けガチ勢の記録、はじまります。