別にクリスチャンでは無いけど
日本人はクリスマスや近年だとハロウィンとか
取り入れてる
東京ゴッドファーザーって言う映画が大好きで
ホームレスのおっちゃんと
ホームレスのオカマと
家出少女が一緒に暮らしてるんだけど
クリスマスイヴって教会が
そういう人達に炊き出しするのね
で、炊き出しの前に牧師が聖書について話すんだけど
誰も聞いてないの
オカマさんの心には色々、響いてるんだけど
私も、ごまを亡くした時
12月で、埋まらない穴と淋しさと悔しさと後悔で
教会に行ったのよ
シスターや信者さんは優しく
雰囲気も良かったけど
やっぱり牧師の話しは残らなかった
だけどね
この方の話しは残るのよ
魂から話してるのが伝わるの
御自身の生い立ちもあるからかもだけど
この方は、お母さんが日本人
お父さんがアメリカ人で
小学校まで日本の、おばあちゃんの家で過ごすんだけど
その場所がね
まぁカオスな場所なのよ
西成って、あいりん地区のイメージしか無いと思うけど
あそこは普通のドヤ街なだけで
まぁ、確かに裏の薬局とかあったりするけど
もっともっとディープな場所
鶴見橋商店街や北津守の方で育ったのね
合いの子って学校で言われても分からなかったから
おばあちゃんに聞いたら
それは愛されてる子供っていう意味
素敵なおばあちゃんやなぁって思って
そこから父、母、弟が住んでるアメリカへ戻って
学校を卒業してから牧師になるのね
今は日本を拠点に布教活動されてる
人間はイメージ先行型だから
神職とか聞くと
まぁ、だいたいの人が似通ったイメージしか出ない
私もキリスト系の学校へ行ってたから分かるし
聖書の時間が面白く無いのも分かる
礼拝を受けるのも単位の一つだから受けなきゃなんだけど
学校側も考えたもので
毎回、用紙の色が違うのよ
だから、一通り出て色の違う用紙を集めて
学籍番号、名前を書いて
受けるクラスメイトに頼んだりするくらい
面白くなかった
ただ、この人は違って
1時間以上、一人で話してるんだけど
あっという間に過ぎるし
心に残る話しが多い
たくさん挫折しても何かを信じてる人って
こういう人のことを言うんやなぁと思ったので
お時間のある時に観て頂ければと思います