自分のプライドは座右の銘を実践する気力です。小学校の卒業式の日に心に刻んだ言葉が成人式の日を迎えても揺らがないため、生涯の誓いの大黒柱となりました。社会人となり仕事をする上で、自己に不利となる場面でも、誓約を守るため目先の誘惑に打ち勝つ努力を重ねています。人は社会生活を営むなか、数々の困難の壁に突き当たります。この時いかに判断するかで、その人柄や人格が問われます。これは決して知識や情報の量による判断力ではなく、体験を通じた「人」としての見識が試されています。目の前の妨害に立ち向かう場合、すべての抵抗を排除しようとしますが、唯一の拠り所は、決然として自分の信念を行動に移す胆識です。見識を胆識に昇華すれば、毅然たる態度の自負心が芽生えます。自分を見失わない指針を持つだけでなく、実行する意志がまさしく尊い存在なのです。

 

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上記の文章は、パブリックスピーキング講師養成講座の
で作成したスピーチ原稿です。

*規定文字数:300文字前後