こんにちは
渡邉ひとしです。
永続型ブランド経営の第31講テーマ……
『問題と課題のどちらに取り組む?』
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*永続型ブランド経営とは
『黒字を継続する100年企業』を目指し
体系的に構築された経営手法です
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そもそも……問題と課題のちがい!?
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毎週水曜日のブログは
『永続型ブランド経営』になるための
お話しをしています。
今日のテーマは……
[問題と課題のどちらに取り組む?]
問題と課題について
『どちらに取り組むのか?』
についてお話しします。
そもそも
会社の経営においての
『問題』とは何でしょうか?
『問題』とは?
「過去や現在に起きた解決すべきこと」
という言葉の定義にしています。
たとえば
仕事上での事故が多発した時には
「事故多発の『問題』が発生している」
という捉え方になります。
事故多発の原因を探る→
原因の解決策を練る→
解決策を講じて問題に対処する→
問題が緩和される→
問題の根絶策を考える→
問題の根絶に取り組む
という手順を踏んで
目の前の問題を解決していきます。
緊急を要する問題から
時間をかけて対処する問題まで
多種多様な問題が存在しています。
そして
多くの人が頭を悩ませているのも
この『問題』という厄介ものになります。
(ブログ=毎週水曜・金曜の投稿です)
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「問題と課題のどちらに取り組む?」
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一方で
『課題』とは何でしょうか?
『課題』とは?
「未来に向かって解決すべきこと」
という言葉の定義にしています。
つまり
会社が将来の目標や
計画達成に向けて前に進む時に
解決すべきことになります。
たとえば
「新規事業の起ち上げ」を
将来の目標においた場合
リサーチ(市場調査)や
収益方法の検討などが必要になります。
ということは
リサーチ(市場調査)の結果や
収益方法の決定などが『課題』になります。
ここで
経営者や個人事業主の方は
2つの傾向に分かれます。
それは
『問題解決型』と『課題解決型』という
2つタイプです。
現在や過去に起きた『問題』に
対処しようとする傾向が強い方は
『問題解決型』の指向性をもっています。
未来に向けての『課題』に
取り組もうとする傾向が強い方は
『課題解決型』の指向性をもっています。
どちらの傾向が多いかというと
圧倒的に『問題解決型』の方が多いです。
なぜかというと『問題』の方が
目に見えるからです。
目の前で起きているからです。
一方で
『課題』の方は
目で見ることはできません。
なぜならば
未来のことは見えないからです。
さらに
未来のことは取り組まなくても
現状で困るということが少ないので
先延ばしにしても
『問題』にはならないのです。
しかし
未来に向けての『課題』に
取り組まないということは
将来の大きな『問題』が
発生しやすくなるということを
忘れないでください。
*次回のブログは1月18日金曜日です。
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【経営の3原則】
ミッション:会社の目的
ビジョン :会社の目標
バリュー :会社の行動指針
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【名経営者(名将)の定義】
己の心を整え、部下の心を掴み
他人の心を読み得る者にして
将来を予測して、現在の準備を怠らず
事に当たっては
積極的にやり抜く気概と実行力を持ち
自らの経験を通して
独自の法則を生み出す者である
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中部大学 非常勤講師
愛知産業大学 非常勤講師
(社)ビジネスモデルイノベーション協会
公認ジュニアコンサルタント
経営コンサルタント(永続型ブランド経営)
株式会社未来デザインカンパニー 代表取締役
渡邉ひとし
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