『自動運転は、2020年からみたいだね。』

『自動運転って、どんな状態になるの?』


興味のある人も

興味のない人もいると思いますが……


あなたは、自動運転が実現したら

どうなると思いますか?


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目の前の出来事の、レベルを読み間違えるな

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世界の自動車メーカーが

自動運転の実用化にむけて

しのぎを削っています。


その一方で

アメリカのテスラ社などによる

自動運転機能の事故も起きています。


日本の自動車メーカーは

2020年をめどにして


高速道路での自動運転走行を

商品化するようですが


はたして

一般道路での自動運転は

いつ頃になるのでしょうか?


というのも

先ほどのアメリカでの事故を考えると


どこまでのレベルで

自動運転を考えればいいのでしょうか?


この段階になると

ものづくりの技術だけで

考えるレベルではなくなります。


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視点(キーワード)を変えると、見えてくる

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もうすこし具体的にいうと……


「ひとの暮らし」と「移動手段」

というキーワードで考えてみると


これから「ひとの暮らし」が

どのように変わっていくのか?


そのこと、ひとつを取っても

複数の意見に分かれそうです。


たとえば……

「職住接近」といわれて久しいですが


ほんとうに「職住接近」が実現できれば

通勤手段としての

クルマの利用は激減するはずです。


このように

「ひとの暮らし」が変われば


「移動手段」も

クルマ以外の移動機器に変わるはずです。


それこそ

移動型ロボットに変わるかもしれません。

ちょっと楽しそうですね。


ほかにも、具体的にいうと……


「クルマのもつ役割」と「移動の概念」

というキーワードで考えてみると


そもそも

「クルマのもつ役割」はなんなのか?


「馬車」の替わりを求めた時代も

ずいぶん昔になりました。


いままでに

・ステータスシンボル(成功者)

・乗り心地(エンジン音、振動)

・家族旅行(ふれあい、絆)

・自動車レース(メカとレーサーの共鳴)

・カスタマイズカー(手を加える楽しみ)

などなど。


「移動」と「運搬」以外に

クルマに求められた「想い」が

いくつもありました。


ここで、あらためて

クルマの「再定義」が求められています。


そう考えると……


『次代のクルマの定義』を

見つけ出したメーカーが


これからの時代の

勝者になることは

間違いないのではないでしょうか。


一般道で

完全自動運転が実現すれば


・高齢者

・障害者

・病人

・こども

・妊婦

・過疎地域の住民

など。


ひとりで運転できない場合も

いつでも使えることになります。


そのため(実現)には

「法整備」

「マナー」

「一般人の意識」

などの課題を


ひとつひとつ

解決していかなければなりません。


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*注①=

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▼ このことから何を学べるでしょうか? ▼

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クルマという概念は…

いままでの利用方法や

活用の仕方で決まっている。


自動運転という概念は…

いままでの「クルマの概念」を

覆す(くつがえす)ことになる。


ビジネスモデルは……

「主な仕事(自動運転)」が変われば

あらたなビジネスモデルを再構築します。


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<ビジネスモデルの9項目>

①誰に    =理想のお客様

②何を    =商品・サービス

③どのように =主な仕事

④なぜ    =選ばれる理由

⑤誰と    =協力者、供給者

⑥どこで   =販路・販促

⑦いくつ   =設備・機器

⑧いくらで  =収益方法

⑨どれだけ  =原価・経費

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経営コンサルタント(ビジネスモデル構築)

ビジネスモデルイノベーション協会 会員

愛知県商工会連合会 エキスパート講師

岐阜県公認 コミュニティ診断士

愛知産業大学 非常勤講師

中部大学 非常勤講師

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株式会社 未来デザインカンパニー 

代表取締役 渡邉ひとし

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