7月、夫が会社を辞めました。
 
理由は、私の実家の会社を継ぐため。
 
 

きっかけは私が偶然出会った1冊の本でした。
 

ウォーキング中にふらっと立ち寄った
天狼院書店。




 
壁に新刊が並べられていました。
 
 
 

 
その中にあったこちらの本との出会いが
私達家族の人生を変えました。
 


 
 
 
 
長年、後継者問題でゴタゴタしていた
私の両親の会社。
 

 
創業者である父がアルコール依存症になり
8年前に母がその後を引き継ぎました。
 
(父はその後、専門病院で断酒できましたが、アルコールの影響で軽度の認知症があり仕事には戻っていません)
 
 
 
 
私には兄と弟がいますが、事情があり
私も含めて3人とも会社を継ぐことはできません。
 
 
このままではM&Aか廃業しか方法はないか。。
と思っていましたが

母はどちらも拒み
決断できずに何年もきていました。



社員さんとも後継者の話はまとまらず
コロナの影響で業績も悪化してきました。


このままではまずい。。。

 
そんな時に、先程の本と出会いました。
 
 





読んでみたところ
これはまさに、うちの母のために書かれたような本だ!!と思いました。



多くの中小企業と関わってこられた著者さんの
リアルなエピソードは
母と重なり、うなずくことばかり。


社長の気持ちに寄り添いながらも
言うべきことはピシッと言う、という感じ。


決算書とこの本があれば、
会社の現状がわかり
今後の見通しが立てられます。


そして、読者の年代を考慮してなのか
文字が大きくて読みやすいグッド!


すぐに実家の母に送りました。




この時点ではまだ、夫が継ぐなどとは
全く想像もしていませんでした。

夫はこの時、東京に単身赴任中。




 
著者の奥村聡さんを調べてみると、
こんな本も出されていました。
夫にそれを伝えたところ、
こちらの本に興味をもち
自分で購入して読んでいました。
 
 


 
その後、私の母と夫は、
それぞれの本に感銘を受け

夫は、後継者になることを考え始めました。



いや、でも継げる状態の会社なの?
問題点は??

私は著者の奥村さんにコンサルを申し込みました。



実家に奥村さんにお越しいただき
母、兄、夫、私の4人でコンサルを受けました。


 
 
4月に受けたコンサルで
あれよあれよと話がまとまり
 
夫は6月には会社に退職の意思を伝えていました。



両親は長年の悩みが解消され
安心したようです笑い泣き



夫も、元々ポジティブな人なので
「うまくいく気しかしない」
「めっちゃ楽しみ」
とワクワクしています目
 
 

 
あの時、普段行かない本屋さんに
たまたま入って、
たまたまその本が新刊コーナーに置いてあって
 

たまたま著者さんのお住まいが
実家からそんなに遠くなくて。。
 
 
何かに引き寄せられたかのように
この本と出会ってしまったなぁという感じでした。
 

 

後継者問題を抱えている中小企業は
全国に127万社もあるそうです。


なんとかしなければと思っているけど
どうしたらいいかわからない。

そんな方に奥村さんの本、おすすめです。




コンサルも、とても親身に相談にのってくれますよニコ