武闘派ヤクザの山本(ビートたけし)は暴力団同士の抗争で日本にいられないようになり、弟のケン(真木蔵人)をたよってアメリカに渡る。ケンは仲間と小規模に麻薬を売りさばいていたが、山本が加わることで、麻薬の元締めの白人マフィアと戦争するまでになる。山本たちは勢力を拡大していくが、やがてマフィアからの反撃が始まる。
北野監督の作品でヤクザや暴力に主眼を置いたものはたくさんある。これもそのうちのひとつで、正直言って、どれも似ているように感じる。ただ初期の作品から順を追って見ると、少しずつ過激に、少しずつ洗練されていっている気がする。エンターテイメント性が増していると言い換えてもいいが、なんとなく、たけしの内面の虚無感も増しているように感じてしまう。
他の人のレビュー見ていて気付いたのだが、この作品は太平洋戦争にリンクさせたつくりになっているらしい。確かに登場人物の名前には微妙に不自然さを感じていた。白瀬なんて名前、南極探検で有名な白瀬中尉くらいしか知らないと思っていたらそのとおりだった。主人公の名前・山本は山本五十六にかけている。日本のヤクザがアメリカマフィアに無謀な戦争を仕掛ける構図を太平洋戦争になぞらえているのだ。この作品は北野映画の中ではあまり評価されていないが、この裏設定を周知させればもっと違った評価になったのではないだろうか。僕が知らなかっただけか。
アメリカを舞台にしているせいか、暴力描写がいつにもまして激しくなっている。うすら笑いを浮かべながらボソボソ話してるアメリカマフィアに、山本が「ファッキンジャパニーズぐらい分かるんだよ!バカヤロー」と言い放ってマフィアを銃で皆殺しにする。有名な場面だけど、実は昨日テレビでたけし好きな外人がこれを真似していたので、この作品の感想を書こうと思い立ったのだった。それにしても、たけしの“ためらいのない暴力”描写って、いつ見ても面白いんだけど、いつ見ても恐いね。
山本の弟分・加藤(寺島進)が山本のためあっさりと自死を選ぶシーンも衝撃的だったが、大杉蓮の腸をえぐり出す切腹もかなりのインパクトだった。インパクトはあるけど、切腹見て面白いと感じる人はいるのだろうか?冒頭で山本がチンピラの目を割れたビンで突き刺すところから、この映画はそういうものだと予想できたけど。
山本はアメリカマフィアの反撃に遭い次々と仲間を失っていく。その途中から、いや、おそらく初めから自分の末路がどういうものになるか予想していたはず。それを受け入れるかのような最期を迎える。たけしの映画は往々にしてこういうラストが多い。悟りきっているのかもしれないが、どうにも無情すぎる。
田中 徹矢
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