新学期を迎えて
今、大学はたくさんの新入生で溢れている。どこを見ても、新入生へと目がいく。まさにフレッシュマンといわんばかりの輝かしさ。見ていて気持ちがいいくらい、力が溢れんばかりで、キラキラしている。大学は今、履修登録期間。これから3ヶ月間どんな授業を自分が受けるべきか、自分にとって役立つ知識が得られる講義は何かを考える時期にあたる。でも、去年一年間は自分は「いかに楽をして単位を修得できるか」というほんとに馬鹿みたいなことを言ってきた。大学の授業に嫌気が差してきていた時期だと思う。単位を落とさないように計画的に授業をサボり、器用にレポートと期末テストだけは受けてテストをパスしてしまった。だから、あまり得るものは大学の講義自体ではなかった。たしかに大学生活はある程度充実していたし、学生特有のモラトリアムというものを体験できた。でも、そんな自分に飽きてきてしまった。この2年間でさび付いてしまった。生活習慣、さぼり癖をすこしづつ戻していく時期にきているのではないかと、ひしひしと感じる。「上り坂で車を押すのは困難な作業だが、勢い失わないためにも押し続けなければならない。途中で休めないわけではないが、たいていの場合、車は坂の下まで滑り降りてしまう。そうなれば、また初めから上らなくてはならない。学問を同じである。昨日いくら頑張っても、毎日こつこつを続けなければ、勢いが衰える。そして、過去の努力を食いつぶし始める」『ビジネスマンの父より息子への30通の手紙/キングスレイ・フォード(城山三郎訳)』(第4通 惰性的な生き方には P.41 G.キングスレイ ウォード, G.Kingsley Ward, 城山 三郎 ビジネスマンの父より息子への30通の手紙 新潮文庫 ~ という、言葉をたまに思い出します。