このところスイスの銀行がその秘密主義を覆し、チュニジア、エジプト政変、リビア騒乱で独裁者と一族らの資産を相次ぎ凍結した。


スイスの銀行というと、ドラマや映画にもその秘密主義、なんか偉い人や悪い人が口座をもっているような江画枯れ方をしていましたね。


ちなみに、スイスの銀行守秘義務はすでに数百年の歴史を持っています。


ただこのところ、ナチス・ドイツに家族を虐殺されたユダヤ人グループが95年、犠牲者名義の銀行口座情報の開示を求め、米国では集団訴訟に発展などというニュースもありました。


結局、98年にスイスの大手2行が遺族に12億5千万ドルを支払うことで和解が成立したものの、これ以後大幅な方針転換がなされているようです。

でも、一番きになるのは、これら独裁者たちが保有している資産の額ですよね。