本ブログではFXと株取引について投稿していきます。私が試行錯誤していることの記録、及び共有が目的です。
まずFXについてですが、最大損失をベースにした取引をしていきます。具体的にはドル円が150〜140における下記のような戦略です。
149…141の時にドル円を買うと言うものです。買う単位はいずれも等しい値です。一万円ずつ買った場合、140で損切りすることを考えると最大損失は45万円となります。
150円になれば決済してゲーム終了となります。つまり、このゲームがプラスになるのは150円に到達することが条件です。
確率的に算出します。なお、ドル円がプラス一円になるかマイナス一円になるかは完全にランダムとします。
149円でスタートしたドル円が140円に到達せずに150円になって利確する確率は
9/10です。
よって1/10で最大損失45万円となります。
確率を算出します。
149→150の場合 1/2
149→148→150の場合 1/6
149→147→150の場合 1/12
149→146→150の場合 1/20
149→145→150の場合 1/30
149→144→150の場合 1/42
149→143→150の場合 1/56
149→142→150の場合 1/72
149→141→150の場合 1/90
となります。
この場合、期待値は
1✖️1/2➕2✖️1/6➕3✖️1/12➕4✖️1/20➕5✖️1/30➕6✖️1/42➕7✖️1/56➕8✖️1/72➕9✖️1/90➖45✖️1/10
=➖2.571
となり、マイナスとなってしまいます。問題は141円までドルを買ったことです。どこまで買うのが期待値を高めるのでしょうか?次にこの計算を行います。
149円までドル円を買った場合
期待値=1✖️9/10➖9✖️1/10=0
148円までドル円を買った場合
期待値=1✖️1/2➕2✖️4/10➖17✖️1/10=➖0.4
となっていきます。つまり、ナンピンすればするほど期待値は下がるので、ナンピンした場合は損切りを遠くすること、つまり独立事象と考えることが大切です。
ドル円をロングする意味は例え、大きな損失を出したとしても幅を十分とっておけばスワップが多くもらえるだろうという意図です。