五十肩になった事のある方はお分かりかと思いますが、腕が上がらなくなる前に初期症状は肩関節に【疼き】が発生します。
腕を上げると痛い➡︎腕を上げなくなる➡︎関節が固まる
大概の人が腕を摩り、凝り固まってしまい、長い間腕が上がらない状態が続き、治療してもなかなか治らない状態になるのです。
本来なら肩凝りや肩甲骨が張り付いた状態の時(肩関節にストレスが集中)に凝りをほぐしておけばその様なことにならないのですが、『凝りは仕方ない』と諦めている人が肩の炎症を引き起こしてしまいます。
肩凝り、背中のハリを改善する事は五十肩の予防に繋がるのです。
しかし、大半の人は『そうなるとは限らない』と思っています。
肩凝りの人が全員五十肩になるかといえばそうではないからです。
肩が凝るから自分で肩を揉む
腕を引き寄せ、巻き込み肩の姿勢で摩る
治療となると全くの逆です。
【疼き】が発生した段階では、このポジションに持って行くまでも至難の技です。
本人の常識を覆す教育も必要となります。
あれもダメ!これもダメ!と言っても患者さんは『でも、仕事でどうしてもパソコンは打たなきゃ!』
でも、【疼き】がピタッ!止まったら?
患者さんは、聞く耳を持ってくれます。
今回の患者さんには、治療院に泊まって頂きました。
すごい時間をかけて、治療が終わってその場で【大の字】で眠ってもらったのです。
実は30年以上整骨院をやっている私ですが、これをやりたかった。
☆2泊3日入院1日外出で仕事へ出勤☆
間の昼間は三角巾のスカーフで腕を吊って出勤して頂きました。
※腕を持ち上げる筋肉が炎症を引き起こしているから
通常、整骨院では来院して頂いて.他の患者さんもいらっしゃるので、せいぜい1時間くらいの治療
集約すれば
『ちょこちょこマッサージしたくらいでは治らない』
以前から、『お家や職場では、〇〇に気をつけて姿勢はこんな風にして、時々こんな運動をして、寝る時にはこんな風にして寝て下さいね!』
って言うだけだったのが、
(*^^*)厚かましくも極限まで、干渉!
でも、『これを放っておいたら1年・2年手があがない五十肩になっていたんだよ!』
って言っても『私はならない!』って言われたらそれまでですけど
彼女は三角巾のスカーフで出勤したらみんなが『どうしたの?』って心配してくれて、五十肩の経験者から
『しっかり治さないと大変よ!』
『筋肉が石灰化するわよ!』
『私なんか筋が切れてたわ!』
などの助言を頂いたらしく、大変な状況を理解していただけた様です。
森の中での治療
入院整骨院
普通しない諦めてた治療法
次々にやりたかった事が実現!
吉塚整骨院・Ra-cuuマッサージ・移動治療室
(*^^*)めでたしめでたし♪