旅の続きです
トゥールーズの次に向かったルルド
フランスとスペインの国境になっているピレネー山脈がすぐそこに見える小さな町
この町は聖母マリアの出現で知られ、170カ国から年間600万人が集まるカトリック最大の巡礼地
聖母マリアが出現したあと、洞窟近くの地面を掘ると泉が湧きはじめ(ルルドの泉)、その湧水によって病気が治癒する奇跡が何度も起きたといわれています
ここは特に病をもつ人々にとって重要な聖地なのです
そんな聖地でもこの2人には関係なく。。また踊ってました
そして走りまわり。。。
静かな場所に2人のきゃっきゃ言う声が響いてました
たくさんの人が行列になって歩いていました
私たちは21時からの夜のろうそく行列を見たかったので、一旦レストランへ行ってまたここに戻ってくることに
街中にはお土産店が道の両側にずら~っと本当にたくさん並んでいてどこでも買い物できます
レストランにいた犬に果敢に近づく次男
犬を見かけると「わんわん」って言いながら近づいてなでなでするのがお決まりです
夜21時からのろうそく行列に間に合うようにさっきの場所に戻れたんですが、まだかなり明るい
暗闇に浮かぶたくさんのろうそくが幻想的なのかと思っていたので。
このろうそく行列は復活祭から10月までの毎晩21時から行われています。
20時過ぎ頃からろうそくを白や黄色の紙で覆ったぼんぼりを手に人々が次々と集まってきます。
こんな小さな町のどこにこんなたくさんの人がいたの?と思うほど次から次へと。
代表者が何やら読みあげたあと、賛美歌の合唱が繰り返され、同時に整然と並んだ膨大な人数の行列がゆっくりと歩いてきます。
ベッドに横になったままの人、車いすの人、それを押す看護士さん、シスター、その後に続いて歩いてるたくさんの人。
「アヴェアヴェアヴェマリア~♪」の歌詞のときに手にしたろうそくをみんなが高く掲げるのですが、それがもう圧巻でした。
熱い祈りと強烈なエネルギーを感じて、今までになったことのない気持ちになりました
だんだん暗くなり。。
これが毎日行われていることに驚きです
心を動かされた時間でした。
6日目の夜はルルドに泊まり、7日目は朝から約4時間移動してアヴィニョンへ
旅も終盤です