数年前に写真を見て以来いつか行ってみたいと

ずーーっと思っていたけれど

自分でカヤックで漕いで行かないと見れないと分かって

あぁーこれは無理だなーと諦めていた

私の憧れだったTurnip Rock (ターニップ ロック) に

ついに先月行って来ました!
(ターニップはお野菜のガブと言う意味)




車での往復6時間、カヤックでの往復3時間半と言う

トータル約10時間掛かる大冒険でしたが

本当に行って良かった!!!!

ターニップロックには

お天気、風、波の状態が揃わないと行けないんですが、

現地に行ったのにも関わらず

風が止まなかった為に乗れなかったと言う過去が既に2回あったので

乗れると分かったこの日は飛び上がる程嬉しかったです。




到着してすぐカヤックをレンタルし、早速出発!!!

ここは堤防の中なので波も穏やかだったのですが


↑ビーチには雁の群れがビッシリ




ひとたび外に出れば風の影響を受けた波が

容赦無く襲い掛かってきました。




こうやって見ると全く荒れてない様に見える波ですが

これがカヤックに乗った状態で体験すると

転覆の危機を感じる程の結構な大波なんです。

カヤックの先を波に立てて一波一波乗り越えて進むのも大変だし

横から吹く風で進路方向が乱されるし

波は高く何度もひっくり返りそうになるしで怖かったです。

特にこの日は

『過去10日間ずっと続いている北からの強い風で湖面が荒れていて

今日の午前中もまだ荒れているけど午後には治って来るだろうから』

と言う条件下でのカヤックだったのもあると思います。




どこまでも続く水平線。

綺麗でした。




今回カヤックでターニップロックを見に行くにあたり

私は『私が行きたくて付いて来て貰うんだから

どんなに疲れても絶対疲れたって言わないで頑張る!』と

夫に言っていたのですが

実際はいくら漕いでも岩らしいものが見えない上に

景色もほとんど変わらず

更には過去2年間体験してきた川でのカヤックとは違い

自分で漕がないと全く進まないと言う状況に

早くも開始30分程で絶望し

(もう見れなくっても良い。。。)

ともう投げやりになってしまっていました。




それでも頑張ってなんとか漕ぎ続けていると

先の方に人集りが見えて来て

きっとあそこがそうなんだ!!と希望を持ててからは

自分でも驚く程頑張れました。




遂に目の前で見れたターニップロック(手前)と

サム ネイル  (奥)!!
 (Thumb Nail /親指の爪)        




これが見たい為に頑張ったんだよー!!!

嬉しい!!

多分最も有名な角度から写真を撮る為には

みんなが向かっている写真左手側方向にあった

小さな洞窟内に入るべきだったんでしょうが

みんなも入ろうと大混雑していた上に

岩にぶつかっては跳ね返る波で水面がひどく荒れていて

岩場に座礁してひっくり返りそうになってる人も居たりしたので

アッサリと諦めました。




ターニップロックを超えて更に10分ほど漕いだ所にある

Sea Caves (シー ケイブス)と言う小さな洞窟にも行ってみました。




洞窟内はこんな感じで狭い上に何もなかったけれど




洞窟内から外を見た景色はちょっと綺麗でした。

2枚上の写真には大きな家が写っているんですが

このシー ケイブスやターニップロックを含め

ここの陸地は全て私有地となっているので

カヤックでの水上からのアプローチでしか

ターニップロックには近付けないんです。

(もしくは冬季に凍った湖面を往復7マイル/約11キロ歩く。)

実はターニップロックの真後ろにもお家が建っていて

角度を間違えるとお家も一緒に写ってしまうので

全然壮大な感じじゃ無くなるのがちょっと不思議で面白かったです。




誰も居なくなった瞬間を切り取ってみました。

この日は空が青くて晴れていたので

とても綺麗な写真が撮れて本当に嬉しかったです。




近くで見たサム ネイル。

この先端の爪の部分、すごーく薄くて割れてしまいそうですが

この土地の持ち主の人だかゲストの人だかが立って居ました。

羨ましいなー。私も乗ってみたかったなー。

ターニップロック付近は長時間の滞在や上陸が許されて居ないので

後ろ髪を引かれつつも戻る事にしました。

帰りは腕も痛み始めていたのですが

帰る場所の位置と距離が明確に分かっていたので

行き程は辛くなかったし時間も掛からなかった様に思います。




カヤックを返却しておしまい!

この日の夜から腕の筋肉痛が私だけで無く夫も始まったけど

本当に本当に行けて良かったです。

こんな大冒険に付き合ってくれた夫に感謝感激です。

本当にありがとう!

大変だったけどすごく満足したし幸せでした!

底が浅いので一人乗りのカヤックでしか行けないし

色んな条件と自分の体力が揃わないと厳しいけど

めちゃめちゃオススメな場所でした。



↓↓↓




— ここからはターニップロック情報 —


ここでカヤックを借りられます。

レンタルカヤックのお値段や時間設定、

ターニップロックまでのルートや他の見所、その他が載っています。



ここでターニップロック周辺の風の状況を事前にチェックします。

風が5-10ノットで催行するか疑わしく、15ノットでは中止になるので

前もって風の様子を見て次の日に行くかどうかの予測を立てます。



ここで毎朝8時にその日の風と波の状態や

その日催行するかどうかの情報を発信してくれています。

最近はシーズンが終わりかけなせいもあって10時や11時の

ツイートも増えてきました。

また彼らにとっても不確定な部分が多く

その日の朝1番のツイートで

『様子を見て10時にまたツイートします』とか

『今日は9時から10時までの1時間だけ貸します』とか

そう言ったものも多いので、ツイーターを見るだけで無く

同時に現地に電話する事も必要です。