8日目は今回の旅行最終日。

この日の飛行機は午後でまだ少しだけ時間があったので

空港へ向かう前に前日にはちゃんと見れなかった

アーチーズの名所を軽く回ることにしました。

7日目はトレイルを歩く為の駐車場確保に必死で

目的地以外は全部すっ飛ばしちゃったんです。




(パーク アベニュー トレイルヘッド)

ここはビジターセンターを過ぎて

スイッチバックを登りきったところにある

ビューポイント兼トレイルの入り口で

パーク アベニューと呼ばれるついたて状の岩が

まるでビルの様にそびえ立っているを見る事が出来ます。




↑光と彩度を抑えて撮った写真

ここはインディージョーンズの『最後の聖戦』という

映画にも出てくる場所なんだそうです。

トレイルを歩けば近くでパーク アベニューを見上げられて

迫力満点です。




Three Gossips
(スリー ゴシップス)

(シープ ロック)

この2つの岩は

(コートハウス タワーズ ビューポイント)

から眺めることが出来ました。

シープ ロックは写真だとそうでもないけれど

実際目の前で見てみると本当に羊の様に見えました。




こちらは前日から気が付いていた

(バランス ロック)

この日は折角だからとトレイルを少しだけ歩いて

バランス ロックの真下まで行ってみました。




想像してたより3倍くらい大きくてビックリ。

もっと危うげなバランスなのかと思っていたけど

意外としっかりしていました。




これにて2日間お世話になったアーチともさようなら。

驚く様な景色ばかりで本当に素敵な国立公園でした。




アーチーズを出た後は少しだけMoab (モアブ)の町を散策。

2日間とも晩御飯はモアブで食べていたけれど

太陽の下で見るのはほぼ初めて。




おみやげ屋さんを含む沢山の小さなお店が軒を連ねていて

30分程しか時間は無かったけど

お土産を買う為にプラプラ出来て楽しかったです。




↑空港に向かう道で見かけた不思議な色の地層




ここなんだったんだろう。

赤茶色の上に灰色と青緑色の地層が重なっていました。

もうちょっとちゃんと見てみたかったなー。




さて、空港への道をひたすらに進んでいると




ちょっと不思議な雲が前方に現れているのに気が付きました。

なんとなく不思議な印象の雲で色がピンクっぽかったので

夫と2人してなんか不思議な雲だねぇなんて言い合っていました。




でも近づくにつれてなんかちょっと普通の雲とは違う感じで






近づけば近づくほどますます何かがおかしくて

火事かな?まさかねーと言っていたら




完全にそのまさかでした。

どうやら火事は完全に私達の進行方向で起きているみたいで

この辺りから対向車を全く見かけなくなりました。










どんどん大きく、近づいてくる煙。

けれど今さら引き返す選択肢も無ければ方法もなく、

このまま一本道を進み続ける事に。






こんな景色を見るのは生まれて初めてです。






ものすごい煙!








ついにそのまま煙の中へ!




一気に太陽の光が届かなくなり視界が暗くなりました。










煙越しに見る太陽が比喩ではなく本当に真っ赤に見えて

それがとても不思議な光景でした。

この時には窓を閉め、外気を取り込まない様にしていましたが

車内にはどこからともなく煙が入り込み

燃えている臭いが充満していました。










火事は結構な広範囲で炎がよく見えました。




主に燃えている場所を過ぎた時

警察が反対車線を封鎖しているのが目に入りました。

そう言えば私達の後ろも2.3台以降は後続の車が走って来なかったので

きっと私達の車線も封鎖されていたんだろうと思います。

でもこの道を通らないと空港までは信じられない遠回りになるし

危うく飛行機に乗れなくなるところだったのかと思ったら

ギリギリで火事のそばを抜けられて本当に運が良かったです。






無事に飛行機に乗れて飛び立った後、

ふと外を見てみたら地上付近が煙に覆われていました。

これもまた初めて見るとても不思議な光景でした。

それを見て山火事がすぐに収まると良いなぁと

そう思いました。




真夜中近く、無事にデトロイトに到着!

これであっという間の7泊8日の旅行が終わってしまいました。

今回は足首を挫いてしまったけれど

それ以外は大きな怪我や事故、病気もなく

お天気にも常に恵まれ本当に綺麗な景色を毎日見る事が出来ました。

それ以外にも行きたい所ややりたい事が

(ウェーブ以外)全部出来て本当に良かったです。

いつもの事ですが素敵な思い出がまた沢山増えました。

そして、長いお休みを取ってくれて

こうして旅行に連れて行ってくれる、

旅行先でも常に運転をしてくれて色々楽しませてくれる

そんな夫には本当に感謝しかありません。

いつも本当にありがとう。

これからも日頃の行いに気を付けるので

また一緒に旅行に行きたいです!

おしまい