5月の最後の週末はアメリカではメモリアルデーと言って

3連休になる比較的大きなお休みの週末でした。

私達はその週末を利用してインディアナ州まで

ちょっと足を伸ばしてきました。

まず最初に訪れたのはShipshewanaという小さな町。

この町にはアーミッシュと呼ばれる人達が多く暮しています。

では、アーミッシュとは何か?




アーミッシュとはヨーロッパ(主にドイツ?)から移民して来た

キリスト教のとある宗派の人々の事です。

上の写真のように女性は帽子をかぶり

単色のワンピースを着ているので一目で分かります。

電気も殆ど使わず、ガスで生活をしていて

車ではなく馬車で移動すると言った

一昔前の生活を変わらず守り続けている人達です。




Shipshewanaの町が近づいてくるにつれ

道路標識に馬車に注意マークが出始め

至る所に馬車を見掛けるようになりました。




停めてある車の横に馬車が停まってたり。

新旧混在の少し不思議な感じでです。




ここはそんなアーミッシュの人達が作っている

手作り家具屋さんです。




お店の外に置いてあるカラフルなロッキングチェアが

とても可愛くて是非とも1脚買いたかった。。。

このお店にはテーブルと椅子が沢山置いてあったのですが

そんな中で私が一目惚れをしたのがこちら。




このテーブルと椅子とベンチのセットでした。

テーブルとベンチの両サイドは木から切り出したままの

滑らかにヤスリをかけられた木を幹で

足の部分も少し形が変わってて本当に可愛かったんですハート

テーブルの表面が木の材質そのままで

字は書きにくいけどたまに小さな穴とか凹みがあるのも

本当に良かった。。。

でもテーブルが最低価格で2500ドル、ベンチが850ドル。

木の種類によっては最高価格でテーブル3800ドル、

ベンチは1350ドルにもなる高級品でしたもやもやアセアセ

椅子4脚のお値段幾らだったんだろう?

可愛かったなー。。。




メリーゴーランドに乗るアーミッシュの子供達。

今回この町に来るに当たって


と言うサイトを少し読みました。

アーミッシュの人達と一緒に暮らした

日本人の女性が書いたブログで

とても興味深く面白かったのでおススメです。




↑お昼ご飯に食べたフライドチキン




↑カスタードタルト

フライドチキン、日本のケンタッキーと同じ味で

すっごく美味しかったです!!!

カスタードタルトも日本のプリンと同じ味で

これもまたとっても美味しい!!!

どちらも超絶オススメですラブラブ 

(ところで、私はこの週末の3日間は体調を崩し崩していて

喉が痛くて声が出ない、咳が止まらない、

鼻が詰まっているので味が分からない、多分お熱がある

と言った状況だったのですが、

そのせいなのかこのレストランで出たお水を飲んだ途端

お腹を壊してしまい、そこから3日間お腹が痛かったので

ここのお水には要注意かも知れません。)



ここはアーミッシュの暮らしを覗ける農場です。

私達は4つのアトラクションが付いたチケットを購入しました。




↑ホース&バギー ライド

アーミッシュの人達が乗っている馬車(バギー)に乗って

農場を一周する事が出来ます。




この運転している男性はアーミッシュの方。

大人になって洗礼を受けて、

ちゃんとアーミッシュになったら男性は髭を剃らないので

この人もお髭がフサフサしてました。




農場の中では結婚式が行われていました。

素敵ーピンクハートラブラブ乙女のトキメキ

馬車は意外と力強く、そして早い走りで

乗っていてすごく気持ち良かったです。




↑孔雀




ファサー。

この農場には6匹孔雀か居るそうですよ。




↑ワゴン ツアー

農耕用トラクターに引かれたワゴンに乗って

農場内の建物について説明をして貰いながら

馬車の時とは少し違うルートでまた農場を一周します。




↑アーミッシュの学校とスクールバス

この学校の中にはエミリーと言う人が居ました。




学校の中で席に着くとエミリーが

アーミッシュの学校について説明をしてくれました。

アーミッシュの学校は8年間で

アーミッシュ同士で会話する時は

ペンシルベニア ダッチと言う言葉を使うんだそうです。

でもこのペンシルベニア ダッチ、書くことは出来ないそうで

会話だけに使われるんだとか。

ドイツ語と英語の中間の様な言語なんだと教わりました。

あとはドイツ語と英語を習うんだそうです。

ちなみにこのエミリーはアーミッシュではありません。

ここはアーミッシュの農場ですが

先程のバギーの運転手さん以外は

アルバイトとして働いているんだと言ってました。




ハウス&ファーム ツアー

ここからはお家の中を見学させて貰えるコースです。

アーミッシュはアーミッシュ以外の人の事を

イングリッシュと呼んで区別しています。

もちろん私達もイングリッシュになるわけですが、

アーミッシュは写真に撮られるのも

イングリッシュを自宅に入れるのも嫌う為に

お家の中を覗けるのはとても貴重なんだそうです。




↑アーミッシュのワンピース




彼らはボタンやファスナーを使わないので

針で留めたままになってます。

これが慣れると危なく無いんだそう。




↑オーブン

勿論クーラーはないので夏はここでお料理をしたら

お家が暑くなりすぎてしまいます。

そんな時は別にある食べる専用のお家に移動して

ご飯を食べるんだそうです。




↑ベッドルーム

可愛らしい。

他にもどうやってパンを作るかとかお洗濯の方法、

石鹸を作る方法や、燻製を作る方法も学びました。

パンは出来上がるまでに36時間掛かるそうですアセアセ

すごいなー。

でもなんか現代社会のしがらみとか規制とかは無さそうで

ワンピースも可愛かったし、少しだけ良いなと思いました。




今までアーミッシュの存在は知っていても

詳しくは知らなかったので

今回知れたのはとても良い経験だったし面白かったです。

日本に帰国する前にまた家具を見に行きたいな。。。

こうしてアーミッシュの暮らしを覗いた後は

今回の旅行の一番の目的地である

インディアナポリスに向かいました。

続く