【2日目】スナイフェルスネス半島

2日目は晴れるとの事だったので

宿泊場所から3時間程北上した所に位置し

アイスランドのパワースポットである

Snæfellsnes (スナイフェルスネス半島)へ行きました。

日の出の時間を逆算し

前日にスーパーで買い込んだ菓子パンやハム、チーズ、

お菓子類と共にまだ夜中の様な8時に出発！

走っているうちに段々と空が明るくなってきて

周りの景色が見える様になって来ました。

私の1番好きな色が青と言う事もあるのでしょうが

朝焼けの前のこの青い世界が本当に綺麗でした

この日に行ったスナイフェルスネス半島は

こんな感じでぐるっと回ったのですが

見所が多く沢山の場所に立ち止まったので

ここからは立ち寄った順に簡潔に書いて行きたいと思います。

・Grundarfjörður (グルンダルフィヨルズル)

とても小さな町です。

ガソリンスタンドと小さなスーパーが1軒がありました。

ISK200ですが綺麗なトイレもそのスーパーの中にあります。

この先しばらくトイレは無いのでここで寄っておきましょう。

・Kirkjufellsfoss (キルキュフェトルフォス)

ここはキルキュフェトルフォス滝が見られる場所です。

最も見たかったキルキュフェトル山が1番美しく、かつ、

最も有名な角度がここから見られます。

ちなみにトイレはありません。

駐車場に車を止めて下を見たら一面の氷！

宝石みたいで驚きました。

手前がキルキュフェトルフォス滝、奥がキルキュフェトル山。

この山はアイスランドで撮影された映画『LIFE』や

アメリカのドラマ『Game of Thrones 』にも登場します。

青い世界が薄ピンクに染まり始め

雪で覆われた山と凍った滝が本当に夢の様に綺麗でした。

手前の滝も滝壺も凍っていたのが神秘的です。

(撮影 夫)

水飛沫なのか草まで凍っていました。

山を背にした反対側から見たキルキュフェトルフォス。

(撮影 夫)

私の写真より夫が撮った写真の方が明るくて見やすいですね。

この滝を見ている時に丁度日の出が始まりました。

さぁ、残された時間はここから4時間！

・Svörtuloft Lighthouse (スヴォルトゥロフトの灯台)

黒い崖にオレンジ色の灯台がとても鮮やか。

ここの黒い崖の名前であるスヴォルトゥロフトは

アイスランド語で黒い天井を意味するんだそうです。

とても美しい場所ですが風がとても強いので要注意です。

トイレはありません。

このスヴォルトゥロフトの灯台、とても目を惹くのですが

灯台に近付くまでの道のりが少し過酷です。

未舗装と言うよりは完全なオフロードで

ディズニーランドのアトラクションよりも激しく揺れます。

SUVや4WD等でないと辿り着くのは厳しいと思います。

太陽が完全に顔を出しました。

この時期はこれが太陽の最高位置で、

これより高くなる事はありません。

・Malariff Lighthouse (読み方おそらくマラリフの灯台)

アイスランドの代名詞でもある苔に覆われた溶岩と黒砂、

黒く丸い小石に覆われた海岸としてとても有名な

Djúpalónssandur beach (ジュパロゥンスサンドゥル)へ

行こうとしていたのに何故か間違って着いてしまった灯台。

でもとても綺麗な所でした。

右端の崖に波がぶつかり、岩を超えて水飛沫が見えます。

人が沢山集まっていたので私達も行ってみました。

10分に1回程度、とても大きな波がぶつかり

轟音と共に大きく水飛沫が上がる瞬間がありました。

(撮影 夫)

岩場に水飛沫ががかり氷が張っていました。

その氷で滑って転び未だに足が痣だらけです。

(撮影 夫)

意図せず着いた場所でしたが浜辺も波もとても美しく、

駐車場の横にはビジターセンターと無料のトイレもあったので

ここはとてもいい場所でした。

ちなみに本来行きたかったジュパロゥンスサンドゥルの浜辺には

難破船があり、浜辺の奥にはきれいな湖もあるそうなので

いつかまたアイスランドに行くことがあった時には

是非とも足を運んでみたいです。

・Londrangar (ロゥンドランガル)

私達は道すがら見ただけでしたが

海岸沿いにある2つの巨大な岩です。

大きい方が男性、小さい方が女性のトロールと言う

民話があるそうです。

時間があれば是非とも立ち寄りたかった場所です。

・Hellnar Church (ヘナルトルの教会)

丘の上に小さな協会が建っていました。

月と後ろに見えるfaxaflói bay (ファクサ湾)が

とても綺麗な景色でした。

ここにはレストランと観光案内所(恐らくトイレも)もあります。

日没が近づいて来ました。

先ほどのマラリフ(多分)の灯台からヘナルトルへの

小さな丘を越える坂道の右手後方に

小さな池があってそこに映る太陽がとても綺麗でした。

・Gatklettur (ガートクレットゥル)

アイスランド語で『穴の空いた岩』と言う名通りの

とても有名なアーチ型の岩を見ることが出来ます。

奇岩の続く浜辺を40〜1時間ほどハイキングすることも可能。

トイレは無し。

(撮影 夫)

同じ場所で見ることが出来るこの大きな物体は

芸術家による半分人間、半分トロールの彫刻です。

・Búðakirkja (読み方おそらくブーザキルキャ)

黒い印象的な協会が建っています。

アイスランドで最も古い木造教会のひとつだそうです。

こちらもトイレは無し！

ここまで回ったところで日没を迎え、

真っ暗になってしまったのでこの日はここで終了となりました。

時間が4時間しかないので駆け足で回りましたが

見所が本当に沢山あってとても面白い場所でした。

小さいスポットが点在していて飽きないので

私の中では今回訪れたアイスランドの中で

2番目に好きな場所でした。

今回訪れた場所の他にも調べた所によると

・Vatnshellir Cave (ヴァッツヘットリル洞窟)

8,000年前に形成された溶岩洞窟。

午前10時から夕方の6時まで45分間のツアーがある。

・Rauðfeldsgjá ravine (ロイズフェルスギャウの亀裂)

小さな滝がある美しい峡谷。

滝にたどり着くまでには川を渡り、ロープを使いながら

いくつかの小さな滝を登らなければならない。

など、見所がまだまだあるのでもっと時間があれば

もっともっと楽しめる場所だと思いました。

映画『LIFE 』からも分かるように

本当に自然豊かで他では見ることが出来ない信じられない程

美しい景色ばかりの素晴らしい場所でした

ちなみにこの日は雲が厚く

オーロラは見る事が出来なかったのは残念でした

私はフィッシュ&チップス

 夫はアイスランド名物のラムを食べ

充実した2日目は終わりとなりました。

続く！