今日も仕事でした・・・
なんか毎日はたらかされてるなぁ・・・せっかくお酒とかつまみの記事書きたいのにぃ
と愚痴はここまでにして今日は医療のお話
今日は不眠症の患者さんがこられました。
そこで不眠症とはってことで一緒にお勉強(勝手にやれって
・・・)
まあそんなことは言わずにぃ
まず症状でわけると
1.入眠障害
寝つきが悪く、なかなか眠れない。寝つきに30分~1時間以上かかる場合
2.中途覚醒
朝起きる時間までに、何度も目が覚める。比較的早くに睡眠にもどれる場合と朝方まで眠れない場合あり
3.早朝覚醒
本人が望む時間、あるいは通常の起床の2時間以上前に目覚めてしまい、再度眠ることが出来ない場合
4.熟眠障害
十分に睡眠時間はとっているが、眠りが浅く、熟眠感が得られない。
と分かれます。
原因には
1. 身体的要因
痛み、かゆみ、発熱、喘息発作など。
不眠をきたす代表的身体疾患
心疾患 - 狭心症、心不全など
呼吸器疾患 - 気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患、睡眠時無呼吸症候群など
消化器疾患 - 逆流性食道炎、胃潰瘍など
内分泌代謝疾患 - 甲状腺機能亢進症、クッシング症候群など
脳神経障害 - 脳血管障害、パーキンソン病など
皮膚疾患 - アトピー性皮膚炎など
睡眠関連運動障害 - 周期性四肢運動、 PLM、むずむず脚症候群RLSなど
2. 生理学的要因
環境の変化、寝室の騒音、温度、湿度など、睡眠環境としてふさわしくない生活環境。
3. 心理的要因
ストレス、精神的ショック、生活上の不安など。
4. 精神医学的要因
うつ病、神経症、統合失調症など、すべての精神疾患で不眠が発現する。
5. 薬理学的要因
アルコール、タバコ、降圧薬、ステロイド、甲状腺剤などが原因となることがある。
などです。
で、治療には薬物が使われることがおおいのですが患者の中には『睡眠薬をのむとぼける
』『くせになってやめられない
』などといった認識をもっておられることが多いのですが、現在治療に使われる睡眠薬の多くは依存や耐性は少なく正しく使用すれば安全な薬剤ですよ
また症状別にいろいろなタイプの薬剤があるので今飲んでいる薬では眠れないときには薬剤師さんに相談してみてくださいね(もちろん医師でもOK)
とはいっても一番の薬は『お酒』ですよねぇ
(薬剤師らしからぬ発言!!!アルコールは睡眠の質をおとしますので皆さんは真似しないように)