この話しは少し衝撃的かもしれません。
しかし全て事実で次男も家にいましたので証人ということになるのでしょうか…
数ヶ月後のお給料日、やはり足りないと思い増やしてほしいとお願いしようと決心しました。
しかし絶対に怒鳴るだろう…私の両親も夫のそんな姿を見たことがないから信用してくれない。
ならば録音して聞いてもらおう、そう思ってiPhoneの録音機能を稼働させてから夫に話した。
足りないから増やしてほしいと言うと案の定、いきなり怒鳴り出しどうしてやれないんだ!いい加減にしろ!あとは何と言ってるのかわからない…
とりあえず夫が怒鳴り終えるのを待ち、終わったら「はい、わかりました。今のを録音したので私の父に聞いてもらいます」と言い私の部屋へ向かった。
そうしたら夫がすごい勢いで追いかけてきて私のiPhoneを奪った。
きっと録音されたのを聞かされたくなかったのだろう。消したいのかわからないが奪って離さない。
夫と私でiPhoneの取り合いになった。
そしてついに夫に初めて突き飛ばされた。
暴力というのは結婚して28年、初めてのことだったから自分でも驚いたし、頭を打ち完全に男女の力の差を感じざる得なかった。
それでもiPhoneを取り返さないとという気持ちで夫のいるリビングへ向かっていったがリビングでもソファへ突き飛ばされiPhoneは夫の手にあった。
そこで入浴中だった次男の名前を何度も叫んだ。次男は素っ裸でリビングのドアを開け「暴力はやめようや」と言った。
私の心の中では暴力はもう始まってるから早くiPhoneを取り返して!なんだけど次男も何が起こってるのかわからなかったらしい。
でも私がまた突き飛ばされてコロコロ転がったのを見て、人ってこんなに転がるんやって思ったそうです。
今になれば笑えなくもないけどその時はもう殺されるって思った。
だって突き飛ばされて押さえつけてきた時に首に腕が当たって苦しくて苦しくて、次男がいなかったらどうなっていたのかと思うとゾッとする。
その時もずっと私のiPhoneは夫が握りしめていた。
しかしなんと緊急のボタンを押して握りしめていたようで、その後どうなるか私は知りませんでした。