昨日、第一志望である筑波大学の人文・文化学群の日本語・日本文化学類の一次試験が終わりました。
一次試験の内容は、自己推薦書・添付資料・志望理由書を大学に送ること。これらの内容が大学に相応しいと認められたら、二次試験に進めます。
研究テーマは「宮沢賢治はなぜ童話内で独特なオノマトペを多用したのか」。フィールドワークや文献調査を行う中で、以下の4つの要素が賢治のオノマトペに影響を与えたのではないかと仮説を立てました。
・賢治の故郷である岩手県花巻市の方言
・アイヌ語(賢治はアイヌ語研究者の金田一京助と知り合いだったという)
・賢治が習得したエスペラント語
・賢治が傾倒していた日蓮宗の題目である法華経の独特なリズム
それにしても、8月後半の追い込みは本当に大変でした(毎日12時間は加筆・修正してました^^;)。特に自己推薦書。学術的に、客観的に書かなければならないので、国立国会図書館からいくつも論文を取り寄せて、読んだり引用したりしました。
また英語で賢治童話に触れたり、賢治と 芥川龍之介や夏目漱石などの文豪たちとの作風の違いについて書いたりしました。
分かったことは、一部を修正すると他が大幅にずれること。それから、書き方が小説とは全く違うこと。今まで好き勝手に書きたいことを小説にぶつけてきた私にとって、大いに勉強になりました。
私は怠け者だから、飽き性だから、やっぱり途中で嫌になってブログや詩を書いたり、テレビやYouTubeを観たり…あとoasisやサザンにハマってしまいました。
だけどとにかく完成させた、とりあえず自分を褒めてあげようと思います(合格するか否かは別として)。
両親も、褒めてくれました。母はいつものように褒めて、頭を撫でてくれました。父は敬語で褒めてくれました。あの人、本当に私を褒めることに慣れてないな笑
それから私の心の支えになってくださった皆さん、ありがとうございました。一次試験にもし受かったら(一次の結果発表は10月)、二次試験も頑張ります。