こんにちは、あすなろまどかです。
次回から、短編小説「真夏の陰鬱」を連載します。
今回は、その登場人物とあらすじを紹介します。
○登場人物
・鈴本ケン…主人公の青年。毎晩、母親と昔の恋人が死ぬ悪夢を見る。その悪夢をたどり、恐ろしい真実にたどり着く…。
・五十嵐アイ…ケンと同じメンタルクリニックに通っている、謎の少女。重大な秘密を知っている。
・若槻…ケンとアイが通うメンタルクリニックの院長。重大な秘密を握っている。
・関口クルミ…ケンのクラスメイト。ケンに想いを寄せている。明るい性格の美少女で、クラスでの人気も高い。
彼女の正体は…。
・水沢コウジ…ケンとクルミのクラスに転入してきた美青年。なぜか、クルミを慕っている。
彼の正体は…。
・シオリ…ケンの元恋人。数年前、ケンの家の庭で死亡した。
○あらすじ
鈴本ケンは、ごく平凡な男子高校生。しかし、彼には大きな悩みがあった。それは夢である。彼は毎晩、母親と昔の恋人が死ぬ夢を見ては、うなされ苦しんでいた。
ケンは頻繁にその夢を見るようになり、ついには授業中にまで悪夢のことを考えるようになる。
生活に支障が出るほどの悪夢を心配したケンの両親は、ケンを「わかつきメンタルクリニック」に通わせることを決める。
メンタルクリニックに通い始めたケンは、そこの院長である若槻という男や、同じくクリニックに通う五十嵐アイという謎の少女との交流を経て、やがて恐ろしい真実にたどり着く…。
…と、こんな感じです。
それでは、次回から本編を始めます!