こんにちは、あすなろまどかです。
今回は、映画「Yesterday」の感想の続き(最終回)を書いていきます。
↓前回の感想その15は、こちらです。
こういう感じで、恋人じゃない相手にもキスをするのって、外国では普通なんでしょうか…そこのところが分からないんですけども^^;
とにもかくにも、これでジャックとエリーは、ようやく結ばれたのです。終盤、2人のベッドシーン(終わって、お喋りしているだけですが。)が入りました。
2人の結婚式の様子も描かれました。
ジャックの良き友人ロックが、式に参加していました!ロックはかなり好きなキャラなので、嬉しかったです^ ^
そしてジャックは、教師に戻りました。
…ただし…「ビートルズの曲を人類に届ける」という大きな仕事を、辞めてしまったわけではありません。
彼は小学校の生徒たちに、ビートルズの曲を弾いて、聴かせてやっているのです!
この描写は、かなりいいと思いましたね。
ジャックの曲を、ギャビンも聴いています!
新しい恋人もできたようで、本当によかったです。エリーにフラれたまま終わるのは、あまりに可哀想なので…^^;
登場人物みんなにハッピーエンドが与えられているのは、監督が彼らに深い愛を持っているからでしょう。
字幕に「数年後 2人はステキな家庭を築いてた」とありますが、これは「Ob-La-Di, Ob-La-Da」の歌詞「In a couple of years they have built.」からの引用ですね。
選曲とシーンがピッタリで感動しました!
歌詞の通り、ジャックとエリーの「ステキな家庭」が描写されます。
子供がだいぶ大きいので、ジャックとエリーが式を挙げてから、数年後の家庭の様子でしょう。
本当に、歌詞の通りですね!素晴らしいです。
これで、本編はおしまいです!
素敵な終わり方でしたね。先ほども述べたように、登場人物みんなが幸福に包まれた中で、物語の幕が降ろされました。観ているこちらも幸せになれる、そんな素晴らしいラストシーンでした!
そして、エンディングに入るのですが…
その直前に、1枚の写真が挟まれます。
おそらく、約60年前の写真ですね。ビートルズの演奏に恍惚とする、ファンの少女たちを撮影したものでしょう。ファンの熱気が一瞬で伝わってくる1枚です。
ビートルズはこんなにも昔から、多くの人を虜にしてきたのだなあ、と改めて実感し、鳥肌が立ちました。
そして、エンディング「Hey Jude」が流れます…。
…って、そこは「Yesterday」じゃないんかい!
と、思わずツッコミたくなりました^^;
Hey Judeは約8分の長い音楽なので、スタッフロールが流れる間にちょうどいい曲なんでしょうけど…
それにしても、何とかならなかったんでしょうか。ビートルズの短い曲をたくさん流したあと、最後にYesterdayを流すとか…。
だってこの映画のタイトル、「Yesterday」ですよ!…最後の最後に、モヤモヤポイントを残されました^^;
でも、本当に面白い映画でした!
「ビートルズが存在しない世界を舞台にする」という奇抜な発想が、面白さのカギでしょうね。
一応感想はこれで終わりなんですが、次回の記事で、作品全体を通しての感想(というか、まとめ)を書きます。
まだ興味のある方は、読んでくださると嬉しいです。
それでは、ありがとうございました!