こんにちは、あすなろまどかです。



 今回は、映画「Yesterday」の感想の続き(最終回)を書いていきます。


 ↓前回の感想その15は、こちらです。






 さて、Yesterdayの感想も、いよいよこれで最終回です。

 まあそうは言っても、ほとんどエンディングを観ての感想なので、あまり書くことはないのですが…。
 まあ、書きます!


 ステージの大画面を通して、エリーに告白したジャック

 ジャックは、エリーにギャビンという恋人がいることを知りながら、彼女への想いを届けました。

 これはおそらく、ジョン・レノン「愛する女性がいるなら、好きだと言え」と言われたためでしょう。


 コンサートを終え、ステージを後にするジャック。彼を追うエリー。2人は向き合います。

 (自分は作曲していないのに名声を欲しいままにするなんて)全世界を巻き込んだ詐欺だ、とジャックに訴えるエリー。謝るジャック。

 そこへ、ギャビンが決まり悪そうにやってきます。サッと、3人の中に緊張が走りました。

 
 
 
 遠回しに「エリーを諦める」と発言したギャビン。
 彼の優しさにエリーは目を潤ませ、「あなたは最高よ、ギャビン」と、彼にキスを落としました。

 

 こういう感じで、恋人じゃない相手にもキスをするのって、外国では普通なんでしょうか…そこのところが分からないんですけども^^;




 とにもかくにも、これでジャックとエリーは、ようやく結ばれたのです。終盤、2人のベッドシーン(終わって、お喋りしているだけですが。)が入りました。

 



 2人の結婚式の様子も描かれました。

 

 ジャックの良き友人ロックが、式に参加していました!ロックはかなり好きなキャラなので、嬉しかったです^ ^

 



 そしてジャックは、教師に戻りました。


 …ただし…「ビートルズの曲を人類に届ける」という大きな仕事を、辞めてしまったわけではありません


 彼は小学校の生徒たちに、ビートルズの曲を弾いて、聴かせてやっているのです!

 この描写は、かなりいいと思いましたね。




 ジャックの曲を、ギャビンも聴いています!


 新しい恋人もできたようで、本当によかったです。エリーにフラれたまま終わるのは、あまりに可哀想なので…^^;


 登場人物みんなにハッピーエンドが与えられているのは、監督が彼らに深い愛を持っているからでしょう。



 字幕に「数年後 2人はステキな家庭を築いてた」とありますが、これは「Ob-La-Di, Ob-La-Da」の歌詞「In a couple of years they have built.」からの引用ですね。


 選曲とシーンがピッタリで感動しました!



 歌詞の通り、ジャックとエリーの「ステキな家庭」が描写されます。

 

 子供がだいぶ大きいので、ジャックとエリーが式を挙げてから、数年後の家庭の様子でしょう。

 本当に、歌詞の通りですね!素晴らしいです。



 これで、本編はおしまいです!


 素敵な終わり方でしたね。先ほども述べたように、登場人物みんなが幸福に包まれた中で、物語の幕が降ろされました。観ているこちらも幸せになれる、そんな素晴らしいラストシーンでした!




 そして、エンディングに入るのですが…

 その直前に、1枚の写真が挟まれます。


 おそらく、約60年前の写真ですね。ビートルズの演奏に恍惚とする、ファンの少女たちを撮影したものでしょう。ファンの熱気が一瞬で伝わってくる1枚です。


 ビートルズはこんなにも昔から、多くの人を虜にしてきたのだなあ、と改めて実感し、鳥肌が立ちました。




 そして、エンディング「Hey Jude」が流れます…。


 …って、そこは「Yesterday」じゃないんかい!


 と、思わずツッコミたくなりました^^;



 Hey Judeは約8分の長い音楽なので、スタッフロールが流れる間にちょうどいい曲なんでしょうけど…

 

 それにしても、何とかならなかったんでしょうか。ビートルズの短い曲をたくさん流したあと、最後にYesterdayを流すとか…。


 だってこの映画のタイトル、「Yesterday」ですよ!…最後の最後に、モヤモヤポイントを残されました^^;




 でも、本当に面白い映画でした!

 「ビートルズが存在しない世界を舞台にする」という奇抜な発想が、面白さのカギでしょうね。


 一応感想はこれで終わりなんですが、次回の記事で、作品全体を通しての感想(というか、まとめ)を書きます。


 まだ興味のある方は、読んでくださると嬉しいです。



 それでは、ありがとうございました!