こんにちは、あすなろまどかです。



 今回は、映画「Yesterday」の感想の続きを書いていきます。


 ↓前回の感想その10は、こちらです。






 さて、いよいよジャックのコンサートが始まります。


 屋上への案内は、デボラから、ジャックの親友であるロックに代わります。ジャックを屋上へと連れてゆくロック。




 そしてロックは立ち止まり、こう言います。




「オレは偉大な音楽家に仕えるために生まれてきた」



 ジャックはお礼を言い、2人はハグをします。2人の友情が見れるシーンです。




 そして屋上へのドアを開けるロック…


 …しかし、ロックはもうひとつのドアと間違えており、当然ながら観客はひとりもいませんでした。(ロックのこういうところが好きです笑)




 気を取り直して本物のドアを開けると、大歓声とともに、多くの観客がジャックを迎えます。そこには、知っている顔もありました。


 両親、そして、ギャビンエリー…。





 歌い出すジャック。曲名は「HELP!」。この選曲がニクイ!

 精神的に不安定なジャックが、当時のジョン・レノンの姿と重なっています。




 演奏中、ギャビンに抱きつくエリー。

 

 「そんなの、ジャックの見えるところでしなくても…」と思ったけれど、嫉妬させるためだったのでしょうか?




 歌い終わり、ジャックが「ヘルプミー!」と叫んだとき、エリーだけがハッとしたような顔をしていました。

 

 他の人は、おそらく演出として叫んだと思っているのでしょう。

 しかしエリーだけは、それが彼の心からの叫びだと、気付いてしまったのです。




 コンサートが終わり、再び楽屋に戻るジャック。多くの歓声を受けたものの、彼の顔は疲れきって、表情が曇っています。




 そこへ入ってきて、ジャックにキスをするエリー。


 このシーンは、私の理解力が足らず、何を意図しているのか分かりませんでした。(ジャックに、エリーの幻覚が見えた?)




 エリーがいなくなり、次にやってきたのはロック。


 ロックいわく、「ジャックにどうしても会いたい、フツーじゃない2人組」が来ているらしい。

 ロックは、その2人が持っていたらしい黄色い潜水艦を手渡して…


 そして、ジャックに問います。



「追い返すか?」



 見覚えのある潜水艦に、ジャックはハッとします。


 そう、先ほどの記者会見(前回の、映画「イエスタデイ」の感想その10のことです。)で、「ビートルズで誰がお気に入りか」を聞いてきた、あの女性が持っていたものです。


 ジャックはちょっと考えて、返事を出します。



「いや…通してくれ」



 こうして、彼の楽屋には「フツーじゃない2人組」が通されました。ロックは席を外します。




 映画「イエスタデイ」感想その12に続きます!