こんにちは、あすなろまどかです。
今回は、映画「Yesterday」の感想の続きを書いていきます。
↓前回の感想その4は、こちらです。
エリーは、「一夜限りの関係になりたくない」と言います。
(キスまでさせておいて…。エリーって、もしかして小悪魔?笑)
ここらへんから、ジャックとエリーの歯車が噛み合わなくなってきます。
次の日の朝、アメリカで仕事があるため飛行機に乗らなければならないジャックですが、エリーにどうしても伝えたいことがあり、出発の時刻ギリギリまで2人で話し合います。
「ずっとジャックが好きだったけど、彼が愛に目覚めてくれることはなかった。」
そう涙声で語るエリーですが、ジャックも今ではエリーを好きなのです。
しかし、普通の女の子であるエリーと、有名なシンガー・ソングライターのジャックでは釣り合わない、
だからこれでもう何もかも終わりにしましょう。
エリーの考えはそのようなものでした。
↑ショックを受けるジャック。
エリー…ちょっとワガママすぎませんかね?愛に目覚める時期なんて、人それぞれだろうに…^^;
でも、それが大人の男女のズレなのかもなあ、とも思いました。
この場面は、ジョン・レノンと、彼の元妻シンシア・レノンの関係を表しているのかな?と少し思いました。
簡単に説明すると…
ぶっとんだ考えの持ち主ジョンと、
良い意味で平凡な常識人シンシアの間には、だんだんと溝が生じてきてしまい、
ついにはジョンはシンシアと離婚し、オノ・ヨーコの元へと走ったのです。
シンシアはエリーと違って、ジョンが有名になったのちも彼を献身的に支え続けました。
が、シンシアが心の奥底に抱えていた気持ちは、エリーのそれと同じだったのではないかと思います。
映画「イエスタデイ」感想その6に続きます!