こんにちは、あすなろまどかです。

 

 

 

 え〜、だいぶ前にポールのオススメの曲を紹介すると書いていて、すっかり忘れていました。すいません^^;

 (「次回は○○について書きます!」と宣言しといて、それを守った試しがありません苦笑)

 

 

 ビートルズの中では完全なるジョージ派の私ですが、ポールの曲もすごくいいです。

 

 

 それにポールって、優しいジェントル・マンなんですよ!

 

 ジョンに一方的に別れを告げられた、シンシア(ジョンの最初の奥さん)という女性にバラを渡したり、

 そのジョンとシンシアの息子ジュリアンのために、あの有名な「Hey Jude」を作ってあげたり…。

 

 ジョンにはできない思いやりある行動をとったり、ジョンには作れないような楽曲を作ったり。他のビートルズ・メンバーとはまた違った魅力のある人だと思います。

 

 …だから、その楽曲を早く紹介しろよって感じですね^^;

 

 さて、そんなわけで(少し強引に)始めましょう。

 

 

 今回は、ビートルズ時代の曲から5曲を選びました。年代順に並んでいます。

 ソロ時代の曲にもいいものがあるので紹介したかったのですが、それはまたの機会にして、とりあえずビートルズ時代の曲から選びました。(あと私が、ソロ時代よりもビートルズ時代のポールの曲の方が好きなので…。)

 

 それでは、どうぞ!

 

 

 

All my loving

 初期(1963年)の曲。アルバム「with the beatles」に収録。

 

 ポール・ファンには怒られそうですが、私は初期のポールの曲があまり好きではありません…。(もちろん、好みの問題です。)

 ですが、この曲は本当に好きです。個人的にはサビの部分と、リンゴのドラムが秀逸だと思っています。(「with the beatles」自体、リンゴのドラムの魅力が前面に押し出されています。)

 

 1分54秒〜1分57秒の「All my loving♪」のポール特有の声の揺らし方は、思わずマネしてみたくなってしまうでしょう。

 

 (余談ですが、ジョンがチャップマンに撃たれた直後に救急搬送された病院の有線放送で、この曲が流れていたそうです…。それを知ってからこの曲を聴くと、胸に何かが込み上げてきます。)

 

 

 

 

 

 

Michelle

 中期(1965年)の曲。アルバム「RUBBER SOUL」に収録。

 ジョン作の「Girl」とともに有名な作品です。

 

 終始けだるい雰囲気で歌われるのが特徴です。

 タバコの煙が立ち込める、オシャレなバーで流れていそうなイメージ。一部フランス語を使っている歌詞も、その雰囲気を助長しています。

 歌詞の内容はポールらしいシンプルなもので、「ミッシェル」という名の女性にひたすら「愛してる」を連呼します。このシンプルさが、分かりやすくていいんですよね。

 

 ところでタイトルにもなっている「ミッシェル」という名前、色々調べたけれど、誰のことかは分かりませんでした。もしかしたら、フランス人っぽい名前をって感じでテキトーにつけたのかも笑

 (私はてっきりポールの愛人かと思ってました。この時期ポールにはジェーン・アッシャーという婚約者がいるので、いいのか!?なんて1人驚いていました笑)

 

 

 

 

 

 

For no one

 中期(1966年)の曲。アルバム「REVOLVER」に収録。

 ジョンのお気に入りの曲だそうです(ジョンがそんなことを言うだなんて、何だか珍しいですね。)。

 

 ポールの優しい声と、リボルバー特有のけだるい雰囲気が絶妙にマッチしています。間奏で流れるホルンも、いい味を出しています。

 別れた彼女を忘れられない彼と、彼を忘れて新しい生活を始める彼女の歌です。(モデルは、ポールとジェーンでしょうか。)

 

 ポールの書く歌詞はシンプルで分かりやすいものが多いのですが、この曲は珍しく(失礼?)歌詞が深いです。

 歌の後半、どうしたことか彼女は泣いてしまうのです。それも彼を想ってなどではありません。誰のためでもなく泣いたのです。

 

 彼女の涙は何を意味しているのでしょうね。

 

 

 

 

 

 

Got to get you into my life

 中期(1966年)の曲。「For no one」と同じく、アルバム「REVOLVER」に収録。

 

 タイトルの意味は「僕の人生には君がいなくっちゃ」というようなもの。ポールらしいラヴソングです!

 …と、思ったら。この曲が指す「You」は、人のことではないのです。

 なんと、マリファナです。

 「僕の人生にはマリファナがなくっちゃ」…やばいですね。一気に恐ろしいドラッグソングに変わりました^^;

 

 でも、曲はカッコイイですよ!サビで音を外すことなくタイトルを叫ぶポールに憧れます。

 

 

 

 

 

 

I will

 後期(1968年)の曲。通称「ホワイト・アルバム」で有名なアルバム、「The Beatles」に収録。

 

 有名な「Yesterday」や「Let it be」以外でポールらしさが顕著に表れている作品と言えば、この曲だと思います。演奏時間も1分半ちょっとなので、長い曲を聴くのは苦手だという人も、この曲なら飽きることなくポールの凄さを感じることができます。

 

 この曲の特徴は、とにかく優しいポールの声。

 ポールの曲には1つの曲での音域が広いという特徴があり、それはこの曲も例外ではありません。突然声が高くなったりするのですが、彼の声はあわてたり裏返ったりしません。それでいて、終始優しい歌い方は崩れないのです。

 

 ポールがあまりに自然に高い声を出すので、何だか自分にもできそうな気がしてカラオケで歌ってみたら、みごと大失敗しました笑 人に「自分にもできそうだ」と思わせるくらい自然に歌い上げるポールを聴いていると、「さすがビートルズだ」という気持ちが込み上げてきます。

 

 それにしてもホワイト・アルバムの中で、この曲が「Why don't we do it in the road」の後に収録されているのが面白いです笑 「Why don't we do it in the road」は、ポールが野太い声で、喉もさけんばかりに「道路でヤろうじゃねぇか!」と怒鳴るように歌う曲なのです。その直後に甘いラヴソングが来るという、曲の順番が好きです。

 

 「I will」に話を戻しましょう。この曲の歌詞は、「長いあいだ君を愛してきた。これからもいつまでも君を愛そう」というようなものです。

 素晴らしい歌詞だなとは思いますが、いったい誰に向けて書かれたものなんでしょうね?(まさか、またマリファナではないと思いますが笑)

 

 短い曲なのに説明が長くなってしまいました。

 それではどうぞ、聴いてみてください。

 

 

 

 

 以上です。

 

 ポールの曲には、他にもいいものがたくさんあります。

 有名すぎるので候補から外しましたが、YesterdayやHey JudeやLet it beも、歴史に残る素晴らしい名曲です。

 これを機会に、色々な人に彼の曲を知っていただければ幸いです。

 

 

 

<オマケ>

 ポールの曲を厳選するため悩んだ形跡です。(字が汚い…^^;)

 Come togetherも好きなので入れたかったんですけど、あれは主にジョンが作った曲なので。

 (でも、イントロの部分はポールが手伝ったんですよ!)


 そして上のメモを見ていただければ分かるように、記事を書き始める直前まで、MichelleではなくYesterdayが入る予定でした^ ^




 それでは、さようなら!

 ありがとうございました。