こんにちは、あすなろまどかです。

 

 

 私がビートルズ大好きということは、過去の記事を見てもらえればおそらく分かるのですが、ジョージ大好きということはあまり知られていないでしょう。

 そう、私はビートルズでジョージが1番好きです(最初はリンゴ推しだったんだけど^^;)。部屋でジョージと一緒に話したりする妄想をするほどには^^;

 

 にも関わらず、ジョージの記事は1度も書いたことがありません笑(いや、正確には3回ほどあるんだけど、気に入らなくて全部消しました笑)

 書く人物はジョンばかり…。特別ジョンが大好きというわけではないのだけれど、ジョンが1番ネタが多くて書きやすいから…。

 

 でも、そんなんでジョージファンと言えるのか!?とふと思ったので、今回は、一生に一度は聴くべき、おすすめの「ジョージハリソング」を紹介していきます!

 

 

 今回は、ビートルズ時代の曲から5曲を選びました。年代順に並んでいます。

 ジョージの曲は本当によくて、5曲なんかに収まりそうもないのですが、チョット頑張って5曲に絞ってみました。

 ソロ時代の曲にもいいものがたくさんあるので紹介したかったのですが、それはまたの機会にして、とりあえずビートルズ時代の曲から選びました。

 

 それでは、どうぞ!(動画のリンクを貼りましたが、観れるかどうか分かりません…。観れなかったらすみません。)

 

 

 

・I need you

 中期(1965年)の曲。アルバム「HELP!」に収録。映画「HELP!(邦題:ヘルプ!4人はアイドル)」でも使用されました。

 

 中期ジョージを代表するラヴソングです。ジョージの、いい意味でクセがなく、優しい歌声が曲にマッチしています。

 ジョンとポールのバックコーラス(なんて贅沢なんだ!)とリンゴのドラムも、この曲をほどよく引き立てています。

 

 爽やかな曲ですが、失恋して彼女に「戻ってきて。僕には君が必要だ」と言ってる歌詞なんですよね。それをサラッと歌っているのがとてもいいのです。

 

 

 

 

 

 

・Taxman

 中期(1966年)の曲。アルバム「REVOLVER」に収録。

 

 「Because I'm the taxman. Yeah, I'm the taxman.」というサビが印象的で、耳に残るかっこいいロックとなっています。一度聴いたら、ずっと「イェ〜エ〜エ〜タックスマ〜ン♪」と歌ってしまうこと間違いなしです笑

 

 個人的にはリンゴのドラムと、最初の「1、2、3、4、1、2…」という掛け声、そして誰か(ジョン?)の咳ばらいがかっこいいと思います。

 

 歌詞は、当時のイギリスのあまりにも高い税金を皮肉ったものです。上手く言えないけれど、ジョンの皮肉とはまた違った個性が、ジョージの皮肉にはある感じ。

 

 短いけれど、とにかく凄くかっこいい曲です。

 

 

 

 

 

 

 

・While my guitar gently weeps

 後期(1968年)の曲。通称「ホワイト・アルバム」で有名なアルバム、「The Beatles」に収録。

 

 この曲はとにかく、サビの「ギターの泣き」がいいんですよね。文字通り、ギターが泣いているように震えた音を出すのです。

 それを初めて聴いたとき、「かっこいい!ジョージめちゃくちゃ演奏うまいなあ」と思いました。

 

 …それなのに…なんとこの「ギターの泣き」、エリック・クラプトンが演奏しているのです!

 エリックはジョージの親友で、超有名なギタリスト。やけにうまいと思ったのはそのせいか…。

 

 サビのギターの音を聴くと、いつもジョージじゃないと知ったときのガッカリした気持ちを思い出します笑

 

 とは言えこれはジョージの名曲。入り方も悲観的なのにワクワクさせてくれるし、ジョージがギターの泣き声に合わせて「アア、アア、アア…」と呟く声も色っぽいです。(さすがにこの声はエリックじゃないよね…^^;)

 

 個人的に、ホワイト・アルバムで1番の名曲。迷わずオススメします。

 

 

 

 

 

 

・Piggies

 後期(1968年)の曲。「While my guitar gently weeps」と同じく、アルバム「The Beatles」に収録。

 

 またまた出ました、ジョージの皮肉が詰まった曲です。愚かな人間をブタに例えて批判しています。

 人間をブタに例えるというのが私は好きです。何だかかわいいというか、ジョージらしいというか。ジョンだったらブタには例えなさそう、なんとなく。

 

 それでいて歌声もメロディも優しく(ジョージの曲の特徴ですね)、口ずさみやすい。ジョージの曲は、ジョンやポールの曲に比べて親しみやすいと思います。

 ジョージが考えたのかは分かりませんが、曲の合間にブタの鳴き声が入るのもユーモラスです。これは、ポールがベースで鳴き声のような音を出してるんですって。それを知ったとき、ビックリしました。てっきり本物のブタをスタジオに連れ込んだんだと思ってたので笑

 

 あと、終わり方もすごくいいです!

 

  …なんか、あんまり書くことがない…笑 

 すごく好きなんですよ、この曲。好きなんだけど、ギターのこととかも何も分からないので、技術面の良さを書くことができないんです。ただ聴いた時に、「あっ、これ好きだ!!」と思っただけなので。

 

 ともかく、百聞は一見にしかず。私がヘタに説明するよりも、聴いた方が早いでしょう。

 というわけで、リンク貼っておきます。(聴けないかもだけど^^;)

 

 

 

 

 

 

・Here comes the sun

 後期(1969年)の曲。アルバム「Abbey Road」に収録。

 

 さあ、来ましたよジョージの代表曲。(「Something」とすごい迷った…)完全に開花したジョージの才能を堪能することができます。これを聴けばジョージの凄さが分かります。

 紹介した5曲を全部聴くのがめんどくさい…という方は、これだけでもぜひ聴いてください。決して後悔はしませんから。

 

 この曲も好きなんだけど、好きだからこそ、なんて説明したらいいか分からない。とにかくいいんです。

 

 イントロの静かなギターの後に、優しくそっと「Here comes the sun♪」と歌うジョージ。(これだけで鳥肌ものです。)

 そのあとに、「It's all right♪」とジョージ。「もう大丈夫さ」ですって。こんなに優しい「もう大丈夫さ」は、聴いたことがありませんよ。何があっても本当に大丈夫だという気がしてくるから不思議です。

 

 他の箇所の歌詞も、とにかく優しい言葉が並びます。

 「かわいい君、長い冬だったね」「かわいい君、君の顔に笑顔が戻ってゆく」…そんな言葉のあとに、また例の「もう大丈夫さ」ですよ。なんてロマンチックなんだろう。

 

 全体を通して、優しくて、温かくて、愛情に溢れている。ジョージが自分の持てる最大限の力を引き出して、太陽のイメージを繊細に表現している感じです。

 この曲の凄いところはそこです。聴きながら目を閉じると、たとえ大雨の日であろうと太陽のイメージが鮮明に浮かぶんです。暖かい日差しに包まれて、その中で自分はロッキング・チェアを揺らすだろう…というところまで想像できます。

 

 さて、もう私は何も言いません。これ以上何も言うことはありません。あとはぜひ、実際に聴いてみてください。その瞬間、あなたは私が何を伝えたかったか分かってくれるでしょう。

 

 

 

 

 

 以上です。

 

 冒頭でも言った通り、ジョージの曲には他にもいいものがたくさんあります。しかし紹介しきれないので、今回はここまでとさせていただきます。

 

 

 私はビートルズでジョージが1番好きですが、近頃はポールという人、ポールの音楽の魅力にも目覚めてきました。(ジョージが1番好きなのは変わらないけど^ ^)

 そこで次回は、「一生に一度は聴くべき!!ポールマッカートニーソング」をご紹介しようと思います。(予定ですが。映画「イエスタデイ」の感想も書こうと思っているので。)

 

 それでは、さようなら!

 ありがとうございました。