運転手役に懲役20年=テレクラ放火、無罪主張-神戸地裁(時事通信)

 神戸市で2000年3月、テレホンクラブ2店に火炎瓶が投げ込まれ、客ら8人が死傷した事件で、実行役を車で送迎したとして、殺人や放火などの罪に問われた無職堀健一被告(41)の判決公判が16日、神戸地裁で開かれた。東尾龍一裁判長は懲役20年(求刑無期懲役)を言い渡した。
 検察側は論告で「報酬目当ての犯行で酌量の余地は皆無。生じた結果は甚大」と指摘した。
 弁護側は「火炎瓶を店に投げ付けるとは認識しておらず、放火や殺人の故意はなかった」として無罪を主張していた。
 起訴状などによると、堀被告は別のテレクラの元経営者中井嘉代子被告(68)=無期懲役判決を受け上告=らと共謀。2000年3月2日早朝、中井被告の店とライバル関係にあった神戸市中央区のテレクラ「リンリンハウス元町店」など系列2店に実行役が火炎瓶を投げ込み、客4人を殺害、店員ら4人に重軽傷を負わせたとされる。 

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