LEDは発光ダイオードとも呼ばれている電子部品の一つでダイオードに含まれます。
ダイオードはアノードとカソード2つの電極を持つ半導体素子で、
アノード側に電圧を印加すると、
カソード側には-0.6Vの電圧降下が得られるなどの特徴を持ちます。
電子回路内の逆流防止回路、整流回路などで利用が行われる半導体です。
発光ダイオードでもあるLEDは主に表示に利用が行われる電子部品で、電源の状態を利用者に伝えるなどの目的があります。
例えば、LEDが赤色に点灯している時には注意を促し、
緑色に転倒している時には電源がオン状態やスタンバイ状態になっているなど、
電子機器を使っている人がLEDを見る事で現在の状態がどのようなモードになっているのかを知らせる役割を持っているわけです。
オーディオ機器などの場合は、パネルに複数のLEDがあり、現在のモードの確認を行えるようになっています。
LEDはプリント基板に実装される時、LEDスペーサーを利用する事で、同じ高さに発光素子を設置する事が出来るようになります。
LEDスペーサーも電子部品の一つで、プリント基板にLEDを実装する場合、
LEDスペーサーに空いている穴にリード線を通して半田付けを行う事で、発光素子部分の高さを均一に保つ事が出来るようになります。
また、LEDスペーサーにはアノードとカソードのリード線を個別に挿入する穴が空いているため、リード線がショート防止にも役立てる事が出来ます。