11時になり試走。何度も走ってるコースだが、山側が結構変わってた。小難しい所が無くなってタイム差が出にくい感じ。ただ、長いこと使ってるタイヤのせいか路面状況のせいか分からないが、やたらグリップに不安があった。安心して車体を倒せない。直前まで悩んでフロントをマッドにした。グリップと転がりを天秤にかけた形だ。
スタート後、目の前の舗装が木の根で盛り上がってて少しびっくりした。舗装路終り、ボトルネックを8位通過。
今期はとにかくダンシング、今更ながら重要だなぁと気付く。
ここは前回より走りやすくなってたな。ラインができてる。
レース展開は最終ラップまで、後ろのMさんと完全にマッチレース。少し離したと思ってもすぐ呼吸音が聞こえる位置に張り付かれる。絶対最終ラップで仕掛けてくるのは分かってたので、めちゃくちゃ気配に集中して走る。ヤバいのは池の外周路、ドラフティングされたくないので超コンパクトなフォームで踏む。山側に入りMさんにトラブル、よし離した!と思ったがすぐに真後ろ。ヤバいヤバい、脚、全然違うわ。
絶対ここで来ると思ってた階段前の登り、ギャップが多く加速が鈍い。やっぱり並んでくる気配。ここだけ抑えればイケる、と思ってサドルから立ち上がろうとしたが出来なかった。脚が終わったのか、気持ちが終わったのか。
もう一つ前のパックで走りたければ、あそこで踏み直すメンタルが無いようではダメだ。力が無いなら他で補わなければ。