ツーバイフォーの基本性能が高いんです。 | r2mokkenのブログ

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プラン大好きな木造建築士のお家のはなし。

ツーバイフォーはで面構造、モノコック構造で

とにかく基本性能が高い構造なんですね。

 

面構造を少し解説します。

 

・床勝ち工法(ツーバイフォーの基本、最近の軸組み工法)

通し柱がありません。床を2階床面全面に張る事

で床が一体化して床が勝ってます。

 

これで6面体の面構造、モノコック構造になるわけです。

 

・柱勝ち工法(軸組み工法)

通し柱があります。柱を建ててから床を張ります。

床が一体化せず、隙間もできて耐震性、耐火性

が大きく落ちます。

 

通し柱に梁を緊結します。

最近の金物工法でも20%ほど柱の

欠損があります。

昔ながらのホゾなどで緊結しますと、大きく柱が

欠損いたします。

 

通し柱は梁などの緊結の為、必ず欠損いたします。

この事によって、柱の強度が落ちてしまうのです!

 

また通し柱がある事で、万一の火災に対しても

柱を伝って2階まで延焼する時間が早くなります!

 

最近の軸組み工法は通し柱もなく、外壁側に

合板を張る、ツーバイフォーの様な面構造が

増えてます。

 

ツーバイフォーは基本性能で面構造です

耐震等級3とかは関係ありません。

 

耐震性、耐火性、気密性、断熱性などを考えた

時には、基本性能の高いツーバイフォーが

いいんですよ。これほんまです。

 

基本性能の高いツーバイフォーをまた

ご紹介していきますね。