4年ぶりに開催しました!
お時間ある方は是非ご覧ください^^
前回の記事でFXのインナーチューブに付くブッシュは
品番すらないと書きましたが師匠が部番あるよ、と
教えてくれました。間違いなくありました(笑)すいませんでした。
しかし自分のパーツリストには記載がありません。
どちらも初版物と思います。
E1~E3の初版物です。
E4の初版。
E4のリスト。品番ありません。。。
E1~E3の初版。
品番ありません。。。
こちらはゼファーのC1~5、C6、C6C7のパーツリスト。
例えばキャブのドレンボルトですがこちらの品番じゃないと
形が違うのが来ます。こちらが正解です。Oリングもいないですよね。
フロートもセットになっててお得です。
こっちの品番を頼むととんでもないのが来ます(怒)
Oリングなんか実物はないのに写ってるし!
CBX。ノックピンなんかいません!
落書きは自分の目で見て調べたことです^^
他のページにも色々書いてあります。
初版。まったく違いますね。
6版ではFcはキャブ号機がDからになっていますが。。。
初版ではしっかりAから始まっています。
初版のパーツリスト見てると全然違うので面白いです。
KH250ですがパッドセットになっています。
KH400では一個ずつ買えます。そんな人いるのかな?
とにかくこのご時世、来る部品も品番もマニュアルもパーツリストも
信じるな、ということですね(笑)
実際に頼んで目にした物しか信じれません。
自分も何十回失敗したことか。。。
CBXの説明書も発行の月ごとで色々違います。
次回のネタです^^
FXのフォークをO/Hします。
ネットで散々記事ありますので一歩踏み込んだ
注意点を書きたいと思います。
まず、特工でインパクトやフォークシリンダハンドルなどは
必要ありません。プッシャーのみです。
一番最初に(何もする前です)アウターチューブ下部の
六角ボルト(普通ならインパクトでガガガと外すやつ)を、
緩めておきます。車体に固定されているので
楽に緩むはずです。(CBXなどはホイールを外してアウターを脚で
はさんで回す)
オイルを抜きます。
そのあとフォークを車体から外します。
先ほど緩めた六角ボルトを外します。
トップキャップを17mmのソケットで押し込みながら
Cリングを外しキャップをとります。
スプリングを抜き、インナーとアウターをカンカンして全分解します。
全部品を洗浄します。
このカラーはオリジナルですが今出る物は
対策されて頑丈ですので交換します。
ここからが重要です、インナーについているブッシュですが
もし広がってたり、インナーをアウターに刺して重力だけでスムーズに上げ下げが出来ない場合
ここがアウターとかじりあってるので↑のように幅を元に戻します。
この部品が欠品、部品番号すらないのは致命的ですね、再利用するしかありませんので。
とにかく組む前に重力のみでスムーズに上げ下げするか確認する事です。
そしていったんインナーを外しシリンダだけを入れてからロックピースを付け
インナーのブッシュを車体後方に切り欠きが向くように
(インナー、アウターのブッシュの切り欠きの位置をずらす事が重要です)
アウターに入れてアウター下の六角ボルトを仮固定します。
アウターに付くブッシュを打ち込む時は車体前方に対してホイール側90度の位置に切り欠きを合わせて
カラーでまず半分程度打ち込み、
新しいブッシュ、古いブッシュ、カラーの順に入れて音が変わるまで打ち込みます。
続けてオイルシールを打ち込みます。よくシール入れる時、ラップ巻いたり、
ハーネステープをインナーに巻いて養生しますがシリコングリスを塗って
慎重に挿入すれば問題ありません。
忘れずにダストブーツ入れてフォークオイル225cc(E4)入れて
トップキャップを押し込みながらCリングをはめて車体にフォークを取り付けます。
キャリパーサポートだけを先に完締めはしないで、ホイールを回して軽く回転するか
確認した後に本締めです。
そして最後にアウター下の六角ボルトを本締めしてエアーを入れて完了です。
このように作業すればものすごくスムーズに動くFフォークになります!
カウル号車検!CBXはフルード、インナーキット絶対交換、電気系ギボシ、接点磨き、
バッテリー充電、球新品にすればよっぽどライト大丈夫です。最悪はバッテリー直か、ブースターで。
赤白号も車検。これで秋に向けて万全の態勢です。
暑くて乗れませんので整備するなら今の内ですね。
ゼファーがレストア終わって一段落と思いきや、
やることだらけです。台数が多いからあちらをたてれば
こちらがたたずです。
KHのクラッチワイヤー交換、レリーズ清掃、グリスアップです。
ワイヤー交換でここまでバラします(汗)
この奥のオイルシールはまだ大丈夫そうです。
時間の問題かもしれませんが。。。
しかし外しにくいったらないです!整備性極悪です。
レリーズはタイコ止めに折れもなく、プラのヒビ割れもなく、
気持ちよく清掃、ワイヤーは希少な純正を降ろしました。
あと1セットしかありません。。。
調整がすごいです。
まず、レバー側の5~6mmの遊びを作り、
真ん中のアジャスティングナットを遊びをなくす方向に回し、
レリーズの角度を80~90°にして、プッシュロッドを締めこみ、
わずかに重くなった所でロックナットを締めて、
またワイヤーアジャスティングナットを締めてレバーの遊びを完全になくして
最後にレバー側を緩めて遊びを作り、レバーの遊びを2mmにして完了です。
↑これが取扱説明書に書いてあります。
オーナーは覚えろ、ということです。
しかもプラグも800kmで交換とあります。
ホイールの外し方も書いてあります。キャブの同調までも書いてあります。
プラグも慣らしはB7HSで慣らし終わったらB8HSに変えろとまで。。。
何気なく20年以上KH乗ってますがこれは素人はやはり厳しい単車ですね。
自分は慣れてしまいましたが。。。
スプロケ奥のオイルシールも漏れないか鏡でチェックです。オーケー。
ついでにFUELホースも換えます。
続いてCBX、プラグ交換。
エアクリ交換。この二つとオイルは1000kmで無条件交換です。
同調とります。同調とる時はオイル、プラグ、エレメントを
換えて車体を垂直にしないと何も意味がありません。
もう暑くて乗れないので整備ばかり頑張ります。