1ヶ月の祖母の家での生活も終わり、母の家で暮らすことになった。

母の家は同じ市内の外れにあった。

かなり古い一軒家だった。

入った瞬間タバコくさいしトイレも古い。至る所が傷んでいて光もあまり入らないような家だった。猫が1匹いてそれだけが私達姉妹の癒しだった。

一緒に暮らしてみて後悔した。母は相変わらず料理もろくに出来ない。鍋にいつのものか分からない料理が入ったまま洗っていない。

洗濯もしてくれてはいたが、半乾きのまま取り込むから湿っぽい…

それだけならまだ我慢できたのかもしれないが、母の彼氏のおじさんが毎日のように遊びに来た。

おじさんは不動産屋の社長さんだったので常識はある人。でも毎日他人であるおじさんが来るのは憂鬱で仕方がなかったし落ち着かなかった。


高校生だった私達は浅はかな考えしか出来なかった自分たちを恨んだのだった。