※推奨など一切してません※
料理に使う調味料。あれって食べすぎると死に至るらしい。気分が落ち込んだ時にネットで見た。結論から言いましょう、やめた方がいいと思います。めちゃくちゃ不味い。
ある冬の日、私はとても落ち込んでいたのでネットで見たナツメグ〇殺を1回試してみた。用意するものはナツメグ。どこでも売ってると書いてある割には近くに無くて焦った。
大人は10gほど食べると危険らしい、ので10g(正確には測ってないけどそれくらい)を食べた。スプーン1杯から始めたものの不味すぎて吐き出した。どうしたものかと、卵に溶いてスクランブルエッグとトーストで食べてみた。これもめちゃくちゃ不味い。なんとか食べたけど、これではたったの1杯。次に牛乳で飲み込む作戦を考えた。これが1番良かった。不味いけど直でいったりスクランブルエッグにするよりマシだった。まったく何も起きなかったからその後3杯くらい飲み込んだ。
そこから日中は問題なく過ごした。ここから症状が出始めた。まず夜ご飯が入らない。吐き気がすごくてほとんど食べれなかった。手足が寒くなってきて震えが止まらなかった。お風呂に入ればいいのだと湯船に浸かるも全然ダメ。お湯が冷たく感じた。ベッドに潜って寝ようとしても手足は冷えてるし目がギンギンで眠れない。この時ネットで見た症状に似てるななんて考えてた。正直、怖かった。取り除けばいいと思っても数時間前に食べたナツメグは吐き出せなかった。ネットの情報が頭によぎる。食べなきゃよかったと。この時心底そう思った。でも救急車なんて呼べない。だから目をつぶった。寝れなかった。また頭によぎる。この繰り返し。
何時頃か分からないけど、とにかく深夜だったと思う。急に顔が引っ張られた。そして目がぐるっと1周するようになった。腕が横で仰向けに寝てるはずなのに腕が斜め上に引っ張られる。本当に誰かに強くグイッと引っ張られる感覚。その時に引っ張られてると自分でもわかってたし、客観的な自分もいた。だから引っ張られないように頑張って反対の方向に動こうとした。でも手足(と顔)が勝手に動く。暫くすると腕が頭の上に伸びてまた引っ張られる。必死に踏ん張る自分と引っ張られてる自分の戦い。顔も上を向くし目もイッちゃってるから、客観的な自分が「幽体離脱とかできちゃったりして!」なんて体を起こそうとするもできなかった。代わりに上半身が動いた。腹筋なんて皆無みたいなものなのに腕と一緒に上半身が動いた。確かに動いてた。人間は幽体離脱なんてできないんだなってここでわかった。
また暫くすると今度はまた目が何周もし始めた。「これ死ねるのでは!?」と客観的な自分がワクワクしてたものの、黄泉の国には行けず…笑って感じ。ただ白目を向いてた。白目と言うより眼球の裏側にいくって感じ。そんな時間がずーっと続いた。その後の記憶は無い。ずっとこのままの体勢だったのかもしれない。気づいたら朝だった。でも多分寝てない。この夜の出来事は正直に言うと気持ちよかった。引っ張られてる感覚も目がぐるっと回る感覚も全部。朝起きた時に気持ちよかったと思っていたのは今でも覚えてる。
辛かったのはここから。まず起き上がれない。体に重りつけてますか?ってほど重い。私が起き上がれるようになったのは正午ぐらい。起き上がれたとしてもまともに歩けない。体が重い。足が重い。頭が痛い。気持ち悪い。2、3歩進めればいい方。私は歩いて近くのベッドに倒れ込んで、また夕方まで眠った。目覚めてもまだ頭が痛い。気持ちも悪い。それでもお腹は空く。何か入れるも吐き気がする。でもお腹のものは出てこない。フラフラになりながらベッドに倒れ込む。寝る。気づいたら朝。翌日の1日のスケジュールはこんな感じ。その次の日は頭が痛いけどなんとかやっていけるレベルだった。そんなこんなで今生きてる。脳にも血液にも何も問題なく生きてる。
私はこの経験を経てナツメグはもう食べないと決めた。不味すぎるし代償が重すぎる。あの夜は気持ちよかったんでしょ?と思われるかもしれないけど、その後が重すぎてあんなの足しにもならない。薬キメる時ってこんな感じなのかな?と思ったけど、こんな感じなら私はやらない。死ねないし。
今調べるとナツメグは精神疾患引き起こす可能性があるらしい。がはは。今の自分の状況をこれのせいにしようとしたけど、昔からこんな感じなので無理です。でも、今こうして生きてるなんて人間ってなんて素晴らしいのでしょうか。若いっていいですね。はぁ。だからナツメグはやめたほうがいい。不味い。まあこんなに大量摂取するのが悪いのですが。