芸術は爆発だ | 長井亮の世界人材流動化計画

芸術は爆発だ

新潟県の美術館に行ってきました。


岡本太郎展だったのですが、印象的な言葉が書いてありました。

読んだだけなので、それを自分の言葉にして書いてみます。


「高知という場所は、四方が囲まれ、人の行き来はもちろん、情報などもなかなか入ってこない場所である。そんな中、先進的な都市の情報を積極的に取り入れ、良くしようとしている。ただ一方で新鮮な素材がたくさんあるにも関わらず、それを生かして文化を作り上げようとしていないのは残念だ」


ついつい東京至上主義で、すべて良いものは東京にあると思いがちです。

しかし地方は地方なりの良い所があり、必ずしも東京をまねする必要はないのです。

逆をいえば、地方独自色をもっと出し、都市圏に負けないようにするのも一つだと思います。


岡本太郎は、全国を回り、その土地土地の歴史や、その土地にしか現れないものを見ようとしました。

例えば京都だと、どこへ行ってもいかにも京都という感じがして、なかなか受け入れなかったりと、物事の本質を見ていたのです。


その岡本太郎の上記の言葉。

非常に印象的でした。


独自の文化を作り上げる。

大事なことだと思います。


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