ここは嵐さんの名前を借りた妄想話置き場です。
興味のない方は退室を。
磁石ときどきにのあい。
ღ .:*・゜♡゜・*:.ღ .:*・゜♡゜・*:.ღ .:*・゜
「ここ、いい?」
昼飯を学食で食ってたら隣に立つのは同級生の松本潤。
「ん、いいよ。」
俺は隣の座席に置いていたカバンを取って自らが座ってる背もたれにかけるとお箸を口に咥えたまま相手を見上げ頷いた。
「あ、ニノはA定食?」
どうもって軽く会釈してB定食が乗ったトレイをテーブルに置くと俺がたった今空けた席の椅子を引いて座る。
「うん。唐揚げ好きだからね」
「美味しいよね、ここの唐揚げ」
うんって頷き笑いながらまた前を向いてご飯にお箸を伸ばした。
「次、一緒だよね?」
唐揚げに箸を伸ばした時にまた話しかけられてそのまま顔だけ相手に向ける。
「あ、そうだっけ?」
「そうだよ。ノートとかちゃんと取ってる?」
松潤はそんなこと気にも止めない様子で胸の前で掌を合わせると小さく いただきます と呟いてお味噌汁を啜った。
「あー、抜けてるとこあるかも…」
5限目に多いその授業はちょうど眠くなっちゃうんだよなあ。
「もうすぐノート提出あると思うから貸してあげるね」
「え、いいの?」
思わず目を丸くして相手を見つめる。
普段挨拶くらいしか交わさないから改めて見ると睫毛なっが。目力つよっ。
「うん、いいよ」
一見近寄りがたそうに見えるんだけど、話すと物腰柔らかでちょっと可愛いのが最近で言うギャップ萌えなんだろうな。