ええと…まず、原作、どなた?

絶対に、年配の男性よね?

と強く感じました。

 

年配男性の、ファンタジーな妄想やなあとにやり

昭和のおっさんの、ファンタジー入りまくりの妄想ですなにやり

 

だから終わってパンフ買ってまず、原作者見に行って、

ああ、やっぱりと。

どんな著名な方か知らんけど、ああ、やっぱし年配のおっさんかと。

 

 

…失礼〜グラサン

 

 

 

相変わらず前情報まったく入れずに観に行くから、

 塚ちゃんに会いに行く。

 朗読劇。

しか分かってなかったので、なるほど、毎年同じ時間て、

そういう意味だったのか、と見て納得。

 

 

ええと、ファンタジー内容は置いといて。

まず、塚ちゃんしか見てないから、終わった後の感想は

「いい話やった…」

うん、誤解生むよね。

筋書きがやなくて、塚ちゃんがこの内容の、こんな役をやらせてもらえるのか、

というとこに感動してたわけで

筋書きは単に年配男性に都合のいいように物事の進むファンタジーなので

筋書きを肯定したわけではないのです。

一緒に行った友よ。ドン引きさせてごめん。

筋書きに共感したわけでは決してなく、

塚ちゃん、面白い役をもらったね、しかも相手役の矢島舞美ちゃんて

あなたが追っかけてたアイドルさんやないのん?

よかったねー、ギュッと抱きしめるシーンなんてめっちゃ役得やんドキドキ

て思っちゃっただけなのです。

塚ちゃんにとっていい題材をやらせてもらったよね、

て言いたかっただけなのです。

 

 

ええとね、塚ちゃん。

「ヘレンは10年前から知っていた…」

いや、バレてるでしょうよ。

なんなら、25年前から分かってたと思うよ。

よっぽどのノンビリさんやない限り、普通、

女性なら気づくよね。キッパリ。

なんなら、奥さんだけやのーて子供たちにもしっかりバレてるよね。

奥さんが何も言わなくてもよ。

 

 

…的な。

うんにやり

 

 

あと、わし、女性として、どういう神経???て、うん。

ドリスて、ジョージの気持ちをなんだと思ってる?うーんてちと引いたのが、

へ?

夫以外の男性、愛人に会いに行くのに臨月の体で行く?

は?

いや、セイムタイムでないとあかんのかも知れんけど

へ?

夫の子が産まれるーって医者呼んでーって、

愛人と会ってる時間にそんなことになって、

翌年からも平気でまた愛人と会える女性の神経は、わしには分からん…ニコ

いや、それでも好き好きラブゆーてきてくれる男性やからこそ

彼女の精神安定剤として最適やったんだろうけれども。

 

なぜか愛人と会ってるその部屋に子供たちから電話がかかってくるわ、

旦那からもかかってくるわ、

緊急連絡先、ここにいるからねて愛人と会ってる部屋の番号を

しっかり夫と子に伝えれる女性の神経て…、

やっぱりわしにはよく分からないですもぐもぐ

実際にかかってくるて…なぜ引かん、ジョージ。

ドリスの夫からの電話をとって、夫くんと知って慌てて親父さまを装って、て。

いいように利用されてるなあ、なんだかなあ。

でも、一生懸命誠実にドリスに向き合うんだ、塚ちゃんジョージ。

ホント、優しくていい人なんだよ。

…不倫中だけど。

塚ちゃんがこの役に選ばれたのは、本当、正解だったと思えるというか…。

塚ちゃんの真面目で誠実で優しいところを全面的に出せる役というかぼけー

 

 

ただ、ねぇ…。

ドリスは夫も子もいるの。

ジョージも、妻も子もいるの。

ワンナイトで終わらず、毎年会ってエッチして、楽しくお喋りして、また来年ね。

うん。

2人は初っ端から、お互いの夫、妻の話をするの。

不倫してるカップルが、嫉妬なしでお互いの結婚相手のことを語り合うの。

楽しげに。

することした後で。

 

…はぁ…真顔

 

どうしてもハリーとヘレンが気付いてないわけない、

お互いの子供たちも気付いてるんじゃないの?

と、家族側の気持ちを考えてしまう自分がいて。

 

そこを気にするとお芝居楽しめないので、途中から、

 きっとこの2人は本当は独身なんだ。

 お互い、結婚して子供もいるよ、て嘘をつき合ってる独身者なんだ。

て思うようにしてたら、ドリスが臨月の体でジョージに会いに来て、

自分の勝手な設定を否定されにやり

 

じゃあ、なんだ?うーん

 

例えばハリーにドリスがDVを受けている、

ジョージとヘレンは冷え切ってて口も聞かない目も合わせない、

とかならまだしも。

お互い、家族は大事で幸せドキドキとやることやった後に楽しげに語り合い、

また来年ね。

 

不思議な関係なのよね。

赤い糸はお互いの結婚相手よりも、こっち、てこと?

 

ハリーとヘレンが絶対に気付いてない関係ならともかく

そして、ドリスはともかくよ。

塚ちゃんジョージは隙ありまくりで気付かれてないと思ってるのは本人だけで

ヘレンはとっくに気付いてる。

とっくに気付いてる=傷つけてきた年数、なわけよね。

ジョージとドリスがどんだけ素敵な恋をし、どんだけ素敵な関係であろうと

家族の傷や苦しみ、恨みつらみの思いはどんだけ無視されていいの、て

ついつい思ってしまうわけで。

 

とすると???

 

 

むーーーーーーーーーーーーーうーん

 

恋ではないのかな?

オプションでやることやってるけど、

恋ではなく、親友に近い関係なんだろうか。

 

 

 

えー?

 

 

 

 

まあ、とりあえず。

ハリーが勘付いてるかどうかは置いといて。

少なくともヘレンが10年前から気付いてたとジョージは認識したわけよね。

で、ヘレンに謝ったん?

へ?

ヘレンは死んでしまったと聞かされて、

わたしはヘレンのことを、会ったこともないけれど親友だと思ってたと

のたもうたドリスにまた、ドン引き。

何様なの?

ついつい、ヘレンをどれだけ傷つけてきたんだね、あんた…てドン引きしたとさ。

 

 

うーむ…

不倫やなかったら、組み立て方はめっちゃ面白いというか

楽しいお話やったと思うのよ。

原作者の作家としての力量は、推して知るべし。

 

でも、不倫をこんなふうに、

なんというか純愛風にファンタジーに妄想できるのは

やっぱり年配男性かなあと改めて思う…←偏見ぼけー

年配男性の理想の女性なんかなあ、ドリスとヘレンは。

なんなん?

て思うような見方は、心が狭いのか、わし…。

 

と、不倫に関して文句タラタラなわし。

すみません。

 

 

不倫ものやのに全然ドロドロしてなくて、

それはお互いの家族に対し壊す気は一切なくて

一年に一度だけの素敵な逢瀬、

 

うーむ、不倫ものよ?

忘れないでーってついつい…ショボーン