いやぁ…、

なんでしょうな。
なんとしても機長と副機長を英雄の座から引きずり降ろし、
一般乗客及びクルー155人の命をいたずらに危険にさらした犯人だと
仕立て上げようとする、あのお役人たち(←???)の執念ガーン
怖すぎガーン
ほんまに…心から思うけれども。
男性の嫉妬って見苦しいし、カッコ悪い←そういう話やったかー?にやり
 
いやあの…、あまりにサリー機長が英雄やと一般市民がはやし立てるのを、
お役人の男性連中がイラッとしてるように見えたものやから得意げ
 
サリー機長とジェフ副機長。
ようやった。
ありがとう!
で済まされへん何かって、なんだガーン
あ、飛行機事故やし保険会社が、いかに払わなくて済むか、かしら。
まぁ…、飛行機1機、ダメにしてるしね。
1機、いくらするのかしら。
…、100億円単位なんよね、多分。
1番小さなタイプでも。
けど…他になんかあるのかな汗
 
 
最初、事故原因究明委員会みたいなのに呼ばれたとき、やたらと
墜落事故について、と
墜落という言葉を使いたがるお役人たちと、
不時着やから。
着水やから。
と主張するサリーとジェフ。
確かに、あのとき、あんたこう言ったよね?みたいなのが、
一言の言い間違いが命取りな、世界。
 
 
バードストライクによって、エンジンが2つともやられ、
推進力を失った機体を必死でなんとかコントロールしつつ、
エンジンをなんとかもう一度生き返らせようと努力しつつ、
近辺の空港に引き返そうとしたけれども、
間に合わず、ハドソン川に不時着させたサリー機長。
彼の腕と経験とカンと集中力と、横にいた副機長のしっかりしたサポート、
客席乗務員のサポート…、
不時着してからも近辺にいた警備隊・警察・消防隊、みんなが
命を助けようと一生懸命頑張ったおかげで、
乗客乗務員155人全員生還。
それを、機長も副機長も別に、美談に仕立て上げようと調子に乗ったわけでもなく。
特に、浸水してきてる機内を、残ってる人おらんか、て最後まで
しつこいほどに機内の奥まで声をかけてまわる機長と、
「沈むから!早く!脱出を!」と促したのは副機長。
最後まで、責任を果たそうとした二人。
病院に運ばれてからも、「155人だから。生存者の数を数えてすぐに教えて」
とずっと気に病んでいた機長。
素直に、よかった、みんな生還できた…てゆーてただけやのに。
 
なのに、左のエンジンはわずかだが生きていた、
近辺には2つ空港があって、コンピュータで何度シミュレートしても
ちゃんと、どちらの空港であっても着陸できるんですけれど、
なぜに川に着水なんて、たまたま奇跡が起こって乗客死ななかっただけの、
殺人的行為に出たんだ、川に着水って、普通、全員死亡よね?
というとんでもないいちゃもんがついたお話。
 
乗客・乗務員の命を無駄~に危険にさらした罪?
はい????
 
そんな後日談があったなんて、知らなかったから
結構な衝撃…アセアセアセアセアセアセアセアセ
 
 
離陸してから交信してた若い管制官のパット。
彼が、必死で事故機と交信し、近くの空港へ連絡をとり
離陸・着陸態勢の他の航空機を待機させ、
なんとか滑走路へ導こうと努力してくれた。
レーダーでは事故機がハドソン川上空、どんどん高度が下がり、
ついには消え…、
必死で事故機に呼びかけ、ついには涙ぐんでたパトリック。
自分のサポートが充分でなかったために、担当機を墜落させてしまった…!
そのパトリックも、川へ不時着=全員死亡、という認識ならしい。
川へ不時着=全員死亡、は、管制官ならびにパイロット業界では
当たり前の認識ってことでいいのかしら??
上司がたまりかねてパトリックを交代させ、休ませることに。
なんの情報からも遮断された別室で、自分の関わった機体がレーダーから消え、
全員死亡…ショックで呆然と泣いてた彼。
管制塔が無事着水!ってニュースに沸きかえってたときも、
彼だけは別室で呆然としていたため、ニュースを聞くのが遅れて
ちょっと気の毒だったわけで。
 
そうなのよ。
みんな、それぞれ、自分の仕事にこんなに誇りを持って
責任感持って頑張ってる。
神様はご存知よ。
うんうん。
 
それにしても、バードストライクて。
そんなに前の話じゃなかったよね?と調べてみる…、
2009年にあった実話なんですな、これ。
えと。
ある程度の高さまで飛行機がおりてったら、レーダーから消えてしまう。
墜落してなかったとしても。
機体が空中分解してなかったとしても。
てことは。
こんなに技術が発達した現在さえ、鳥の大群もレーダーで捉えるのは、
そんなに難しいことって…ことですよね…???
 
旅客機の速度で思いっきり、空を飛んでる鳥の大群の中に
突っ込んでいった風に、映画ではなっていました。
大げさでなく、本当にその状態だったと信じていいですか、
クリント・イーストウッド監督??
そりゃあ、両エンジンにものすごい数の鳥さんがものすごいGで吸い込まれ、
エンジンを一瞬で吹っ飛ばして破壊、するだろうよ、って
容易に想像のつくほどの大群でした。
 
今からでも、そんなん、普通に起こりうる話。
なんとか、鳥の大群がいるからいま、その方向に飛び立つのやめようか、
みたいな対策練れたらいいのにね汗
人の命もかかってるし、鳥さんの命もかかってるわけやし汗汗
レーダー技術の開発、頑張れ。
 
てか、………、
イルカさんが口から超音波出しながら泳ぐことで
前方の岩の形とかお魚とかの距離感とか図りながら泳ぐやん?
コウモリさんもそうよね?
そんなん…、飛行機の鼻先からなんか、出せないの?
妨害電波にならないような、なにか。
鳥さんが、なんか来た!って気付いて散れるような。
てか、………、その程度ってことよね、地球の科学技術なんて。
まだまだ。
いちいち、バードストライクて…、
季節は冬。
渡り鳥さんシーズン真っ盛り。
長年の懸念のはず。
なんとかしなさいよう。
頑張れ、地球の科学者たちえーんえーんえーん
 
 
なんでもいいけど、
サリー機長。
40年強パイロットやってる超ベテラン機長さん。
二十歳から始めても、60超えてますね?
旅客機のパイロットって、定年はおいくつ???
ちょっと気になって調べてみたら、アメリカでは
60歳から65歳に延長されたそうです…、
理由は深刻なパイロット不足のため。
…え、不足してるのん???
パイロットって、うちらの子供の頃って、結構な人気の、
将来なりたい職業やったような…、
最近は人気ないのん?
寂しいなぁ…ぼけー
 
 
しかし、チャラい、気さくすぎるくらい気さくな感じの副機長が、
仕事中あないに冷静に機長と意見交換をし、
機長をたて、
見事に補佐しきったのはカッコよかったっすーラブラブ!ラブラブ!
 
 
トム・ハンクスは、こういう、サリー機長みたいな役は得意分野やから
文句無しやねんけれど。
脈拍数のくだりはわし、素人やからよく分からんわー。
通常は、55?
あ、そう?
事故直後、115てゆーてた?
「115は数値、異常よね?」というサリー機長に
「まあ、こんな大事件の後だしね。」医者はそっけない対応。
うん、その会話はいいとして。
どれくらいまずいのかがよく、分からなかったので、
はあ。
で?
説明くれよー。って置いてけぼりくらった気分でした。はいにやり
 
なのでちょっと調べてみる。
「100以上は頻脈」って出てきた。
頻脈????
「頻脈とは、脈が速くなる不整脈のこと」
ほほう。
100前後は、乳児の平均心拍数くらい、ならしい。
ふーん。
まぁ、病気からくるものでない、のなら、ありえる数値なんでしょうかねぇ。
 
…まぁ。
機長と副機長はほぼほぼホテルに軟禁状態で家に帰してももらえず、
取調べが終わるまで通常業務、つまり、乗務もなし。
副機長がイライラして、「早く機長を乗務に戻して」と訴えてたけど、
…あなたもね。
なんでほんまに、容疑者扱い。
一歩外に出ると、顔が知れてるから一般人がわいわい集まってきて英雄扱い、
なのに自分たちは実際には容疑者扱いで一切情報ももらすな言われて。
ストレスで頭おかしなるて。
実際、サリー機長の奥さん、家に押しかけてくるマスコミやら近所の人の対応に苦慮、
家から出られなくなり、旦那は帰って来ないし、
電話してもちゃんと状況教えてもらえないし…で軽くノイローゼ気味。
本当は1番旦那の話を聞いたげて寄り沿ってあげてほしいのに、
旦那を追い詰めるような発言をしてしまう、そんなつもりなかったはずやのに。
 
結果、最後は。
公聴会で断罪されるわけで。
まるで裁判官のように正面に事故原因究明委員会の人たち。
向かって右側にサリー機長とジェフ副機長。
スクリーンにコンピュータによるシミュレートが映し出され…。
実際にシミュレーションを行う機長役と副機長役が17回も練習してから
その日当日を迎えてるわけで。
必ず時間内に空港に着かないといけないから、こっちも必死。
ただ。
両エンジンが停止した直後に空港に向かったら、ちゃんと着陸できるよね、と
サリー機長のツッコミが入り。
実際に両エンジンが停止して、コックピットの二人がどんな判断をし、
エンジンをなんとか生き返らせようと努力し、いろんなとこにSOSを出し、
管制官もおかしいて気付いてから近辺を飛ぶ飛行機に待機を指示、
近くに引き返せる空港があるかを探し…、
これにどれくらい時間がかかると思う?
それを全然、考慮に入れてくれないのはおかしかろうと。
ツッコまれてばつが悪そうに、じゃあ、35秒やるよ、とシミュレートのやり直しを
命じる事故究明委員会の真ん中のお役人。
そしたら。
事故発生から35秒後に近辺の空港に向かうシミュレートでは、墜落確定。
機長役の「ダメだ…」が印象的だった。
 
やっと、疑いが晴れる二人。
そこでやっと、委員会の唯一の女性が、
「左エンジンがわずかながらに生きてた、とされたのは誤りだった」
とか言いだしやがって。
は?
疑いが晴れなければ、言うつもりなかったってこと?
…ここまでして、陥れようとする?
怖いわーガーン
いや、あかんやろ!ムキーッ
ほんまに…どいつもこいつも。
何でそこまでして、二人を陥れようとしたんよ。
人間て………怖いわープンプンプンプンプンプンプンプンプンプン