竜人の隠里。
僕はそこの生まれ。

遠くに竜の血を引いているからか、そこの人はどこかに竜の名残が残っている

僕は背中に竜の羽根。

僕は格好イイと思うんだけど、
お母さんは、ちょっと苦笑いする。

「羽根はしまっておくんですよ」

ドラゴニア1

15の年になると、しきたりとして村の外に出される。

しきたりなので、本当に出て帰って来ても問題ないようだけど
僕はそんな勿体ないことしないな!

僕はそのままどこかに行って、気の合うバディと組んで、大冒険をするんだ

一人なんて無茶はしないんだ。

励まし合って、助け合うから、難関を超えていけるんじゃないのかな
っていうのは、僕のお父さんの請け売りなんだけれども

ドラゴニア2

早く会いたいな。
僕のパティ♪

僕の相棒なら、きっとまだ駆け出しだ。

魔法使い見習いかな?
戦士見習いかな?

でも、泥棒の手伝いはしたくないなぁ。気をつけなくちゃ

…あれ!?ちょっとまってよ!
僕は何になればいいのかな。
まずはそこからだよね!

ああ、楽しみだなぁ。

胸を膨らませながら、森の外へ!

ドラゴニア