学校までの道のりを、生徒さん達に代わる代わる手を繋いで貰って歩いた。

そんなに早く歩かれても追いつかないし
ちょっとよそ見しているとすぐに見失ってしまうし…
すぐに転んでしまうので置いて行かれてしまうし……

しょーがないなー。と、誰かが手を繋ぎ始めて。
それから交替しながら手を繋いで学校までの道のりを歩いた。

歩きながら、なにやら質問責めだったのは覚えている。

「専門課程を本当に一週間で終わらせちゃったんですかー」
とか
「理事長連の愛弟子って本当ですかー」
とか

それが専門課程かどうかは分からないけど
寝ても覚めても一週間ずーっと同じ夢が続いていて、1週間目にとうとうぶっ倒れた
というのはある。から…それを言っているのであれば「そう」

理事長連…理事長が誰なのかよくわからないんだけれども 苦笑
まあ、さっきの話を総合すると
ししょーが建てた学校であるのなら、ししょーが理事長であることは間違いないと思うんだけれども
理事長「連」っていうのがまーよく分からない。

彼らの話では
理事長連は「七人の御使い」とかなんとかかんとか…Xかよ!ww…うーんわからん。
そもそも、ししょーがなんて名前なのかまずわからん(当時はまだザドキエルとは名乗っていませんでしたのでw)

とりあえず、うちのししょーが勝手にあそこに送り込んできたのよー
って話をしたら

「やっぱりそうなんだ」
ってわっとはしゃいだので
わからーん。
私にはさっぱりわからーん???

となっていたのでした。

そんなこんなのうちに、学校の校舎のほうへ移動。

学校は、うーん。綺麗な作りでしたよ。
新築って感じだし
なんかどっかの教会みたいにおっきいし
上の方にキラキラしたものが出入りしていたし。。。なんでも、上空は、飛行専門の入り口
なんですと。
えっと、、、どっから来るんですかねwww
とか思いつつ。

で、それで。
私はどうすればいいのかしら。。。

ときょろきょろしていたら

「帰るぞ」
と迎えが来てくれた。

わぁ。よかった。どうやって帰ろうかと思ったんだ。

ぎゅっと握って一息ついたら。
もう上のおうちで。

広すぎるロビーでお茶を飲んでいたら、羽の生えた鞄がやって来た。

んん?なんだこれ???

机の上にパコンと開いて。
中にはなにやら紙のようなモノが。。。

んー。と…もしかしてこれは採点票だったりする??

ブァンとホログラムが出てきた。

ししょー。これなーに?

「見りゃわかんだろ。採点票だ!」

うぐぅ…やっぱり

「おまえが稽古付けたんだからおまえが採点すんだよ。しっかり付けとけよ。後でクラス分けして稽古つけるんだぞ。選抜クラスは毎日だかんな」

はあ、なんかめんどーなことになってんですね。

「おまえが望んだんだろ?」
とししょーニヤニヤ

ううん。私望んでないもん。誰か教えてやってくんないかなーって思っただけだもん。

「だからさ。誰もそんな暇人はいないの」

うぐぅ。。。めんどくさいなー。私もどーせなら学校行きたかったよぅ

「だれがおまえの面倒みんだよ」

えーと…ししょー。

「…じゃ、採点票終わったら鞄に突っ込んどいたら勝手に運ばれるからよろしくな」

ブッツン

無視かよ!!

…まだ仕事おわんないんか…orz

結構遅くまで採点を付けていた気がします。。。