石を初めて持ったのは、多分小学生の頃かと思うのです。
当時、つくば博覧会がありまして。
遠足かナニカで行ったんですのよ。
その時に綺麗な石がこちゃっと入っていたのを買ったんです。

その日からそれは私の宝物になりました。

発作を起こして、ナニカ持って行くって時は、動けない体で引っ掴んで持って行きました。
というか、発作起こしたら当時はだいたい入院していたので
そのまま点滴で二週間とかざらなわけです。
ものっそいものっそい暇なんです。

だもんで、日がな一日。石で遊んでいました。

透かして良し、眺めて良し、握って良し、一緒に寝てよし

だったので
本当に飽きることなくにぎにぎしていました。

しばらくすると、石が小さく振動していることに気がついたんですね。
本当に本当に小さなしんどうなので、静かにしないと気がつかないんですけど。
それから、透かして眺めていたらこってりと寝てしまうことが多くなりました。
寝ると素敵な夢をみるんです。
なんとなく石の中の人と遊んでいるっていう感じでした。

暇だったのでなんかいもやっていました。

そのうち、イメージだけで中に入って遊ぶ~という妄想が出来るようになりました←レベルアップw
と同時に、振動が石によって微妙に違う
というのに気がつきました。
なので、目をつぶって石を取って、これは水晶、これはアメシスト
という当てっこを一人でやっていました。

そしてある日考えたのです。

多分妄想しているのはこの中の石に遊びに行っているんじゃないのかなぁ
。。。ってことは、この振動って自分でもつくれるんじゃね?
だって、中に入っているって事は、私もそれと同じになっているって事じゃん

という突飛な発想の元、
左手の振動を右手にコピーする
という事をやっていたような気がします。。。出来ていたのかどうかはわかりません。←

その頃、となりに入院した女の子にそんな妄想話を聞かせたことがありました。
そしたらその子が言いました。
「いいなぁ~わたしもそんな夢をみてみたいな~」
私はちょっと考えて。
いいよ。じゃあ一緒に行こうよ
と言いました。
そして口頭でイメージを誘導していきました。
相手の子は途中で眠ってしまいましたが、ちゃんと誘導されたモノを見ていたようです。

そんな感じのを小学生の頃、入院して暇なときにやっていました。
妄想だけはずーっとしていましたが
今考えると恐ろしい小学生だったなーと思います。

みなまで言うまい。。。