ご無沙汰しております。
愛の独断と偏見と感想書き散らしコーナーです。
この映画↓
なかなか映画の題材にされやすいヴァンパイア映画です。
ちょっといきなりですが話を逸れさせてください。
ウェズリー・スナイプス主演のブレイドシリーズもヴァンパイア映画なのですが、
こちらブレイドシリーズではウェズリー・スナイプス演じる人間とヴァンパイアのハーフである主人公(人間の味方です)が、
日本の殺陣を髣髴とさせる華麗なアクションでヴァンパイアたちをベシベシ狩っていきます。
劇中で相棒のようなおじいさんが様々な武器を開発したりもするのですが、
それを駆使したアクションシーンも豊富でこれ系好きな人は、おほほっ!て興奮してる自分がキモいことに気付きます。(僕だけでしょうか)
とまあ、ブレイドは最高の映画なのでした。終わり。
そんなわけはなく、ブレイドは人間側がヴァンパイア退治をしていくものなのですが、
デイブレイカーは、なんと主人公が純粋なヴァンパイアです。
まあ元は人間だったのですが普通に完全にヴァンパイアです。
つーかこの映画の世界では人間のほとんどがヴァンパイアになって、
ヴァンパイアが中心になって世界を回しているのです。
僕らが生活している地下鉄の駅によくあるようなジュースバーは、
この映画の世界ではヴァンパイアの主食?である血液を飲む場所になっているのです。
通勤のシーンで、コーヒーの中に血液が入っているものを、
「ああホットする、うめぇ…」って顔して飲んでいるのです。
美味しそうに飲むなあと感心してしまいました。
しかし、ヴァンパイアが増えすぎて人間が少なくなったせいで、
ヴァンパイアの求める血液が不足しているという社会問題に苛まれております。
人間を見つけ次第、捕まえろみたいな感じになっています。
ヴァンパイアである主人公なのですが、どんなキャラクターなのかというと、
製薬会社に勤めるエリートヴァンパイアなんです。
製薬会社で頑張るヴァンパイア、斬新でございます。
主人公は人間の血を飲むことを嫌がります。
なので、代用血液の開発に奔走します。
製薬会社の社長は人間の血うめぇたまらん派のやつなので、
「代用血液?できるん?やってみ?」
みたいな感じで、実際に代用品を使った実験をするのですが、
このシーンがスプラッタ好きならなかなかわくわくするかと思います。
ガラス越しに偉い人たちが見てる前でやります。
注射で代用品の血液を入れていくのですが、やはりそう簡単には上手くいかず、
発作が起きて顔に水ぶくれがぼこぼこぼこぼこぼこぼこ出てきて、
「鎮静剤!!鎮静剤!!」ってなって打ち込みます。
「落ち着け、落ち着くんだ」
「(ぜーはー、ぜーはー)」
「ふう、よかっt」
バーーーーーーーーーーン
ぐちゃーーーーーーー
べちゃべちゃ
なんと、被験者の体が破裂します。
(おーーーーーすげーーーー)
なんだかこう、見所ですよね。
気持ちわりーーとはなりますよ。フィクションだからいいんですよ。
まーそんな感じで上手くいかないのですが、
なんやかんやあって主人公は人間を助けて、人間側に協力することになります。
(なんやかんやとは)
人間側のアジトに行くのですが、
その中にヴァンパイア経験のある人が出てきます。
(職歴にヴァンパイアって書けますね)
ウィレム・デフォーです。
見覚えありますでしょうか、
スパイダーマンに出てくるゴブリンだった人です。
(職歴に期間をまとめて怪物って書いていいやつです)
この人は元ヴァンパイアで、どうやって人間に戻ったのかというと、
ある事故をきっかけにいい感じに太陽光を浴びたら戻ったのです。
なので、主人公もアジトの中にある器具を工夫して、
いい感じに太陽光を浴びようとします。
なんかハッチを開けては閉じて、開けては閉じてってやるんです。
(どんな器具かは想像してみてください、浮かびましたか?そうです、それですそれが正解です)
その度に主人公の体が炎に包まれて、いやー熱そーーーって思いました。素直でしょ。
それで主人公は人間に戻るのです。
治療法見つかった!!やった!みんなに教えなきゃ!!
しかしその間にも、人間の血だいすきクラブの会長(製薬会社社長)が、
人間を捕獲したりでもう大変なんです。
そうそう、主人公には弟がいるのですが、
人間の血が好きな弟は兄を完全に見捨てることはできないながらも、社長に丸め込まれてしまいます。
主人公一行は追われる身となり、遂に人間に戻った主人公とヴァンパイアの弟が対峙します。
主人公は何とか弟に協力を仰ぎますが、
弟は隙を見て、スパイダーマンで昔ゴブリンで元ヴァンパイアだったという役の人に噛み付きます。
映画的にはもっと後々になって分かることなのですが、
実はこの元ヴァンパイアだった人の血を吸うことでも人間に戻れるのです。
まーまたなんやかんやあって、主人公が社長のもとに辿りついて対決みたいな構図ですが、
社長は人間に戻った主人公の血を吸って人間に戻ります。
そんで、人間の血に飢えたヴァンパイアたちのところに、
ヴァンパイアから人間に戻った社長を放り出して社長ばいばいです。
またその前後にもなんやかんやありますが、大体そんな感じです。
主人公たちはこれから色んな場所に出向いて、
自分の血液でヴァンパイアたちを人間に戻していくのでしょうか。
しかし、主人公が人間に戻るきっかけになった太陽光ちょい浴びせ作戦くんは路頭に迷ってしまうしかないのでしょうか。
ヴァンパイア映画としては斬新で面白い映画でした。
終わり