介護のボヤキ
68歳になる父は前頭側等型の認知症を患っている実家で母が介護しており私は片道3時間かけて介護のために行ったり来たりの生活通い生活を初めて1年時々思うことがあるなぜうちの父がこうなるんだろ?なんで家なんだろう?なんで?なんで?認知症と診断されたのは結婚が決まり入籍する1ヶ月前くらいの事だったその前から異変はあったものの拒否により病院に連れていくことができなかったそれに対してももっと早く受診させていればと後悔が残る今の父は抑制が全く効かない大好きなドライブに連れて行ってくれと言い出したら聞かず1時間のドライブを終え帰ってくると僅か数分ですべてを忘れ10分も待てずにまたドライブをせがむ…待って欲しいとお願いしてもその願いは虚しく思い通りにならないと一人で家を飛び出してしまう決まって一人で行くお店では分からずに女子トイレに入ってしまうこともありお店の人には話したものの一緒に着いて行っても睨まれる始末…認知症になると外に出してはいけないのかなそんな事はなんだろうけど周りになるべく迷惑をかけないようにとドライブを選ぶと1日100キロ以上走らざるを得ない日も珍しくない父が悪いわけじゃない病気がそうさせているのだとわかってはいても父一人のために日々何人もの大人が関わり毎日をどうにかやっとの思いでやり過ごしているような現状にいつしか楽しい事嬉しい事やりたい事笑う事人間らしい豊かな感情が少しづつ失われていくのがわかる日々父はもちろんだが介護している母の方がもっと気になる母が今倒れたら?私一人で面倒見ていけるかな?そうしたら始めたばかりの妊活もお休みしなきゃだな仕事だってパートでと思ったものの難しい唯一の救いは主人が理解して支えてくれること本当に感謝している心配不安恐怖と戦いながらの介護先の見えないことだから仕方がないとは言っても苦しいね父の状況が落ち着いたら同じような立場で困っている方たちの力になりたいこの経験を無駄にしたくないそう思った1日でした