思った。

自分にピアノが向いていないわけではなく、
私のピアノがビジネスとして全く意味を成さないから
しんどいのではないか……
と。


私は自分が商品になるのなんてまっぴらごめん。
血吐くほど必死にやってきたことを、汚い大人のビジネスアイテムにされ、必要なくなるとゴミのように捨てられる。

人間を人間と思ってないような人にあっさり私を好きにさせてたまるか…って

そんな…どんな日本語にもない、言葉にならない悔しい想いをするのは一度でいい。


私はきっとピアノが好き
私を自由に導いてくれ
神に巡り合わせてくれる
ピアノがきっと好き

だから守りたい。


売るのは私の技術ではなく、私自身でもなく、ピアノでもない。

私の中にある知識。
知識はお金を出して買う人は沢山いるでしょう?

けど……それを身につけるには努力が必要だと、その真意を知る人間が世の中にどれほどいるだろう……



私にとってビジネスとは
私を守るために知識を売るということかもしれない。


これを読んだ誰かが自分のことを誰よりも大切に、愛しく想い、自分の命が尊いものだと、自分の人生に誇りを持ってくれることを願います。