遠き日の青春の影を追いかけている-EVANESCENT- | COMPLETE OF MEMORUNDAM

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近況報告と映画と読書の知識の備忘録を整理していきます。

今日は横浜市立大学の金沢八景キャンパスを訪れました。村上春樹は本当に偉大なのか? というエクステンション講座の資料を拝見するために、初めて訪れた。先月にその講座があったのだか予定が合わなくて、せめてテキストだけでもと思い、資料を購入してきました。
 村上春樹氏はあまり好きじゃないんですね、取材もしないで自分の世界を垂れ流してるような作家と思ってて。
だから興味深いと思いわざわざ。
 それから時間があったのでキャンパスを見て回ってました。
そこで感じた事は、私にもこんなキャンパスに通う青春があったんだと、楽しかったはずの青春時代があったはずだと。
凄まじく切なくなってしまいました。

いつまで経っても忘れらない。友と過ごした濃い時間を取り戻したいと思いを馳せるたび 連絡しても届かない思いがある現実に傷みを覚えるのに 私が取り戻したいのは青春時代ではなくあなたたちがいた青春時代だと気が付いては新たな人間関係を築こうと思えない いつまでもあなたたちの影を追いかけてももう影を踏むことすらできないだろう
だからもう大きな大きな翼を広げて旅立とう 過去から 心の奥にそっとしまいこんで思い出の扉に鍵をかけてしまおう
あまりにも儚いものなんだろう 仲間とは うつろいやすいものなんだろう 遠き日の思い出の日差しは私の影を黒く焼きうつしたまま 残酷なほど照らし続けるから 傘でそっとさえぎって 大切で素敵な記憶は置き去りにした