あえてこのカードを紹介したいと思います。
不安になったり、心配したり、悪い方向へ考えすぎてしまう時に
思い出してほしい一枚です。
Cruelty ソード9 のカードです。
9本の剣先から血が滴っています。
怖いな。
嫌だな。
悲しいな。
そんなふうに感じてしまって普通です。
残酷というカードですし。
心配や不安というのは、どこからやってくるのでしょう?
何から始まるのでしょう?
悪いパターンばかり思い描くのは誰なのでしょう。
まだわからない未来の事をあれこれ考えるのはどうしてでしょう。
答えはどれも自分から生まれてくるものです。
不安要素ばかりをさがして、悪循環に自ら入っていくあなたです。
不安になる自分に気づいておくことです。
心配を見つけようとする自分に目を向けるのです。
もう一枚で希望を見出しましょう。
Ace of Swords のカードです。
先ほどの9本の剣のカードと同じSwordの1のカードです。
知性、決断、明晰さ
始まりはこんな感じだったはずです。
雲 → 今後の混乱も予想できてはいたけど
黄色の光 → 一度誓ったはず(まあ、うまくいくよう進んでみよう)
剣先の冠状の光 → 混乱も誓いも入り混じりだが、決定
混乱がぬぐえず、打開できずの、不安と心配てんこ盛り・・・・・。
となってもいいじゃあないですか。自分で決めた事ですもん。
何事も初心に戻ってみることです。
すっかり忘れてしまっていることや、思い込んでしまっていることに気付けるはずです。
さあ、先へ進みましょう。 もっと混乱してもいいのです。
先へ進むのはいづれにしろ自分なのですから。
不安、心配ゆえの混乱とは頭の中だけの事なのかもしれません。