国葬とは、日本に限って言えば『国葬令』という法律の下、天皇の勅令により、国家が喪主となり故人の葬儀を執り行ない、国民は喪に服することが定められている
大日本帝国憲法下の国葬令は戦前の法律であり、戦後の新憲法公布後、1947年12月31日にその効力は失効している
戦後、日本国に於いて国葬と呼ばれる儀式は厳密に言えば執り行わられていない
『国家が執り行なう葬儀』に関する法律は無いが、天皇崩御後の
『大喪の礼』
皇族の葬儀
『斂葬(れんそう)の儀』
このふたつが(一般的に浸透してはいないが)国葬に相当する
今回の安倍晋三氏の国葬儀について(マス)ゴミの皆様方が仰しゃる、『法的根拠』が無いとはその通りなのだ
ただ、アベガーの皆様方がどう思おうとも、日本国外での安倍晋三氏の評価は高い
先進国は元より、インドやブラジル、オーストラリアでも半旗が掲揚された
9月27日の国葬儀での菅義偉前首相の安倍晋三氏へ贈る言葉は感動した
安倍元総理は祖父が総理、父が外務大臣を歴任した政界のサラブレッド
雄弁ではあるが、しがらみが多く言いたいことも呑み込まざるをえなかった
かたや横浜市議から政治の道を歩んできた菅前首相は現場からの叩き上げ
派閥に入らず一匹狼的かつ寡黙ではあるがしがらみが少ないので言いたいことを言えてきた
正反対の立場と性格で政治家となり、お互いを必要としていた
菅義偉という人は総理になりたい人ではなかった
安倍晋三という人を支えたかっただけなのだということが理解できた
感動的な場面もあった裏で、現政権の親中ぶりが著しいのも露呈した
外務大臣の台湾への対応がクズだった
日本はいつから恩を仇で返す国になったのだろう